増やす 2016.11.29 ネット銀行「自動入金サービス」とは?“無料”で“便利”なサービス紹介

店舗運営のコストがかからないことから、大手銀行よりも高い金利や低い手数料が実現可能となっているネット銀行。賢く活用したいところですが、給与の振り込み口座が別の銀行だと、「ネット銀行の口座に入金する」という手間がかかります。しかし、最近ではATMまで行かなくても入金できるサービスを各社スタートしています。さらに便利になったネット銀行のサービスについてご紹介しましょう。

ネット銀行の入金サービスとは?

入金サービスとは、自分名義の他の銀行口座から毎月一定額を引き落とし、ネット銀行の普通預金口座に手数料無料で入金してくれるサービスのこと。

都市銀行やゆうちょ銀行はもちろん、主な地方銀行や信託銀行など多くの銀行の口座から引き落とすことができ、従来は預金者が払っていた手数料を銀行側が支払ってくれるのも大きな魅力です。

ネット銀行の入金サービスの例

ここでは、人気の高いソニー銀行、住信SBIネット銀行、じぶん銀行の入金サービスをご紹介しましょう。

いずれも引き落とし金額は、1万円以上1,000円単位で自由に設定できます。また、5件まで引き落としをする金融機関を設定できるので、毎月複数の金融機関に入金があって1つにまとめたいときなどにも役立ちます。

ソニー銀行「おまかせ入金サービス」

  • 設定可能金額:1万円以上1,000円単位
  • 利用可能件数:5件まで
  • 引き落とし日:毎月5日または27日
  • 入金日:引き落とし日の4営業日後
  • 利用可能な金融機関:三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、ゆうちょ銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、イオン銀行、セブン銀行、新生銀行など

住信SBIネット銀行「定額自動入金サービス」

  • 設定可能金額:1万円以上1,000円単位
  • 利用可能件数:5件まで
  • 引き落とし日:毎月5日または27日
  • 入金日:引き落とし日の4営業日後
  • 利用可能な金融機関:三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、ゆうちょ銀行、ソニー銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、イオン銀行、セブン銀行、新生銀行など

住信SBIネット銀行のサービス詳細はこちら

じぶん銀行「定額自動入金サービス」

  • 設定可能金額:1万円以上1,000円単位
  • 利用可能件数:5件まで
  • 引き落とし日:毎月6日または26日
  • 入金日:引き落とし日の4営業日後
  • 利用可能な金融機関:三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、ゆうちょ銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、イオン銀行、セブン銀行など

入金サービスを利用する上での注意点は?

こうした入金サービスは、すべてのネット銀行が行っているものではありません。また、すべての銀行から引き落としができるわけではないので、自分が普段使っている口座が利用可能かどうか、それぞれの銀行のWebサイトで確認するようにしてください。

さらに、指定した銀行口座から引き落とされ、ネット銀行の口座に入金されるまでには数日間のタイムラグが発生します。一般的に引き落とし日から入金日まで4営業日程度の日数がかかるケースが多いので、ローンの返済や積立商品の購入などをする場合は、しっかり入金日を確認したうえで利用するようにしましょう。

ネット銀行の高い金利をうまく生かそう

ネット銀行の普通預金口座に入金後は、パソコンやスマホで定期預金に預け替えるなど、各ネット銀行の商品やサービスを利用することもできます。ネット銀行では随時、金利優遇やキャッシュバックキャンペーンなどを行っているので、新たに口座を開設する場合は、こうしたお得なタイミングをチェックしましょう。

ネット銀行は大手銀行に比べて預金の利子が高く、ローンの利息は安め。振り込み手数料も一定回数無料だったり割安だったりするため、自動入金サービスで、給与振込口座から毎月一定額のお金がネット銀行の口座に入金されるような設定にしておくといろいろ活用できます。

  • ネット銀行で定期積み立てを行い、その分のお金を毎月自動入金
  • ネット銀行でローンを組み、住宅ローンやカードローン分のお金を毎月自動入金
  • 給料が振り込まれたら全額を自動入金で移し変え、ネット銀行をハブ(中継)銀行として利用

メリットが多く、銀行利用の幅も広がるネット銀行は、検討してみる価値ありです。

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