学ぶ 2016.10.17 それって逆に損してない? 節約の意外な落とし穴

貯蓄を増やしたい、欲しいものがある、旅行にいきたい。目的を持って節約に励んでいるのに「一向にお金が貯まらない…」なんてことはありませんか?それは、節約の仕方が間違っているからかもしれません。節約と思ってやっていたことが「逆効果だった」という失敗談は、実はよくあるものなのです。

よくある節約の失敗談

(1)買いだめ・まとめ買いで損している
節約の定番とも言える「買いだめ」「まとめ買い」。でも、実は無駄遣いになっているケースも少なくありません。

安さにつられて買った食料品や日用品。使い切れずに賞味期限が切れてしまったり、「たくさんあるから」とムダに使ってしまったり、買ったことすら忘れてしまうことも……。身に覚えがある人は要注意です。結果的には、必要な分を必要な時に買う方が賢い節約と言えます。

(2)安いものを買うために遠出をする
「あのお店が今日安い!」と、買い物をするために車やバスを使って遠くまで行ってしまうのは、効率の良い節約とは言えません。結局は交通費分で高くついてしまったり、案外近場でも同じような値段で売られていたりすることもしばしば。

節約のコツは数字に騙されないようにすることです。たとえば「75%OFF」となっていても、元の単価が低ければ大した得にはなりませんし、「2個買うと○円割引」などの謳い文句にのせられて必要ないものをつい買ってしまうことも。数字だけでなく「どれくらい得なのか?」「本当に必要なものなのか?」を考えてから購入することが大切です。

(3)古いものを使い続ける
家電などは、基本的に新しい機種ほど省エネ効果が高い傾向にあります。古いものを無理に使い続けるよりも、いっそ買い換えてしまった方が長期的にみたら節約につながることも。

電力消費の大きい冷蔵庫を例にみてみましょう。経済産業省の「省エネ性能カタログ2016年夏版」によると、401L〜450L の冷蔵庫の電気代は2007年のモデルでは年間15,230円なのに対し、2015年モデルではわずか6,700円。節約金額はなんと8,530円で、およそ56%の節約ということになります。

新しい物を買うときは品質にも気を配りましょう。安さにつられて買ったけど、すぐ壊れてしまった、使い勝手が悪かったといった理由で買い替えを余儀なくされ、結果として高くついてしまった…という失敗談もあります。

節約を失敗しないためのコツ

節約は「費用対効果」で考えるようにしましょう。節約のために「時間」と「労力」をかけすぎるのは、効果的な節約とは言えません。

仮に時給換算1,500円で働いている人なら、10分で250円を稼いでいることになります。安い物を買うためにお店をハシゴする、既製品を買わずに大変な思いをしてまで手作りをするなど、少々の節約のために時間・労力を無駄に使ってしまうのは考えものです。

以上を踏まえると、「省エネ効果の高い家電の導入」や「格安スマホへの乗り換え」、「新電力への切り替えの検討」など、いちいち何度も時間や労力をかけることなく、一度実行するだけで効果が持続する節約が効率的と言えるでしょう。

節約は目先の安さだけにとらわれてしまいがちですが、長期的な目でみてトータルで考えることが大切。今の節約方法に落とし穴がないか、一度見直してみましょう。

TEXT:マネチエ編集部
PHOTO:PIXTA

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