学ぶ 2017.01.31 【入門編】「投資信託」のしくみとリスク

「投資ってギャンブルみたいなものでしょ」「投資なんて大金を注ぎこんで損するのがオチ」――と考えている人にぜひ知ってほしいのが「投資信託」です。初心者にはじめやすく、安心かつ安全な金融商品だといわれています。基礎知識として、投資信託のしくみとメリット、リスクを頭に入れておくと資産運用の可能性は大きく広がります。

投資信託とは――そのしくみ

投資信託とは「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」((一社)投資信託協会)という定義です。

投資を考えている人が自分で銘柄を検討して運用するのではなく、専門家に資金を預けて運用してもらう「おまかせパック」だと考えればよいでしょう。

投資信託は、投資信託運用会社・販売会社・信託銀行の三者によって成り立っています。

  • 投資信託運用会社:投資信託をつくって投資家の資産運用を代行。
  • 販売会社:証券会社、銀行、郵便局が該当し、投資家から資金を募る。
  • 信託銀行:販売会社が集めた資金を保管し、投資信託運用会社からの指図に従って売買や管理を実施。

つまり、私たちが投資信託を購入しようと思ったら、販売会社である金融機関(証券会社、銀行、郵便局)で買うことになります。

投資信託をはじめる上でぜひ知っておきたい2つの言葉があります。それは「基準価額」と「分配金」です。

・基準価額

投資信託の一口あたりの額で、取引するときにはこの基準価額で行います。通常の上場株式は1日に何度も変動しますが、投資信託の基準価額は1日に1回決められて公表されます。

・分配金

投資信託を購入したときよりも換金したときのほうが、価額が大きければ利益を得られますが、それ以外にも投資信託が株式や債券に投資して得た利益を投資家に還元するのが分配金です。投資信託の決算時に支払われます。毎月支払われるものもあれば、年に1度のものもあります。

基準価額と分配金については、投資信託に関連する企業のホームページや新聞で確認することができます。

投資信託のメリットとリスク

投資信託はデイトレードやFXのような投機的なものではありませんので大損をするようなアブない目に遭うことはほとんどありません。メリットとリスクについて抑えておけば、過剰な心配をしなくてもよいことが分かるのではないでしょうか。

【メリット】

  • 少額からはじめられる
  • 分散投資ができる
  • 専門家が運用してくれる
  • 長期的な投資に向いている

【リスク】

  • 企業の業績、金利、為替、政治、国際情勢に左右される
  • 元本保証はない

超低金利の今、銀行に預けていてもお金は増えません。効率的に資産運用をしたいなら投資を検討する必要があるでしょう。投資信託は、投資といっても自分であれこれ銘柄を選んで買うのではなく、専門家が自分の代わりに運用してくれるので安心感があります。これから投資をはじめようと考えている人の“はじめの一歩”としてオススメです。

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TEXT:マネチエ編集部
PHOTO:PIXTA

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