学ぶ 2017.02.06 知っておきたい 引越しにかかるお金とその節約術

もうすぐ引越しシーズンが到来しますね。引越しは、結婚や出産、転職、転勤など、さまざまなライフ・イベントに伴うことが多く、かさむ出費が気になるところ。実際、引越しにはどのくらいのお金がかかるのでしょうか。その相場と、節約術について調べてみましょう。

一般的な引越し費用の相場

新しい部屋を決めてから、引越しを完了するまでにかかる金額は、主に「契約時の初期費用+荷物運びにかかる費用」です。一般的に、契約時の初期費用は「家賃の6カ月分」が目安だといわれています。また、荷物運びにかかる費用は、条件によって異なります。

【契約時の初期費用】

敷金+礼金+仲介手数料+家賃1カ月分が基本。ただし、敷・礼金の代わりに保証金という名目が設定されている場合もあるなど、地域や物件によって違いがあります。

・敷金
貸主が担保として預かる費用。何らかの理由による賃料の不払い分や、原状回復義務による修理負担分をこれで賄う。退去時に実費を差し引いた残金が戻されるケースが多い。およそ家賃の2~3カ月分が相場。

・礼金
貸主に対して、契約締結の謝礼として渡すもの。基本的に、退去しても返還されることはない。金額は物件によって異なるが、およそ家賃の1〜2カ月分が相場。

・仲介手数料
部屋探しの際、不動産仲介業者を利用して契約した場合、その業者に支払う。およそ家賃の1カ月分が相場。

【荷物運びにかかる費用】

引越しの時期や移動の距離、荷物の量などによって異なります。
引越し業者比較サイト大手「引越し侍」のHPによると、移動距離と荷物量の目安は以下のようになります。
※下記における「通常期」は5月~翌2月、「繁忙期」は3月、4月を指します。

<移動距離別平均金額(荷物の多い単身者の場合)>

50km未満(都道府県内程度):通常期29,800円、繁忙期42,000円
200km未満(同一地方内程度):通常期42,400円、繁忙期62,000円
500km未満(近隣地方程度):通常期58,000円、繁忙期81,000円
500km以上(遠距離地方程度):通常期73,500円、繁忙期105,000円

<荷物量別平均金額>

荷物の多い単身者の場合:通常期32,480円、繁忙期5万円
荷物の少ない単身者の場合:通常期27,000円、繁忙期36,000円

転勤に伴う引越しの場合は?

転勤に伴う引越しの場合は、費用の全額もしくは一部を会社が負担してくれることがあります。負担範囲は会社により異なります。上限金額が決められていたり、事前に見積書を提出すること、指定された業者を使うことなどの条件が定められていたりすることもありますので、事前に人事や総務の担当者に条件をきちんと確認しておくとよいでしょう。

ピアノや自家用車、骨董品、ペットなどの特殊な荷物の運送費用、荷造りや荷解きにかかる費用などは自己負担となる場合が多いようです。

引越し費用を節約するなら試してみたい5つの方法

1. 荷物量を減らす
荷物が少ないと運搬費用が安くなります。服や本などはフリマアプリなどを利用しながら、できるだけ処分してしまいましょう。家具や家電など大型の荷物は、運搬費用を考慮すると引越し先で新たに購入した方が安くつくこともあります。

2. できるだけ安価な時期・日・時間に引っ越す
引越し費用は比較的春に高くなり、冬に安くなる傾向にあります。また、平日、仏滅、時間指定なしなどによって割引サービスを行っている引越し業者もあります。

3. 自分でできることは自分でする
ダンボールをスーパーなどから無料で調達したり、荷物を梱包したりといったことを自分ですることで、費用を抑えられる場合があります。

4. おトクな荷物運送方法をチェックする
宅急便感覚で利用できる「単身専用パック」や同一方向の他の人の荷物と一緒に運んでもらう「混載便」など、通常の運送方法より安く済む運送方法もあります。単身専用パックは荷物が少ない単身者向け、混載便は長距離の引越しで荷物が多くなく、スケジュールに余裕のある人に向いています。

5. 複数の引越し業者から見積もりをとる
複数の引越し業者に見積もりを依頼すれば、料金やサービス内容を比較できるばかりでなく、他社の見積もりを伝えることで値引き交渉もできる場合があります。

<引越し業者に一括見積もり依頼ができる代表的なサイト>

以上のような節約術を知っておけば、思わぬ出費で頭を悩ます心配が減ります。急な人事異動などの場合はやむをえないですが、引越しを思い立ったらできるだけ早めに行動し、準備を進めることが大切です。

また、お引越しの際にはインターネット回線の移転手続きもお早めに。
ソネット引越しナビ

TEXT:マネチエ編集部
PHOTO:PIXTA

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