学ぶ 2017.08.04 お金をかけなくても楽しめる夏休みの思い出作りスポット5選(首都圏編)

夏休みですね。「子どもとどこかに出かけたいけど、遠出は結構お金がかかる…。」と思ったことのある親御さんも多いのではないでしょうか?そこで、お金をかけなくても楽しめる、企業が運営する見学施設や公共施設に行ってみませんか。学びながら楽しめて、しかも手軽に利用できる施設が多くあります。今回はそういった、お金をかけなくても楽しめるスポットを5つご紹介します。

■高校生までの入場料が無料の施設は?

1. がすてなーに ガスの科学館/東京都江東区

がすてなーに ガスの科学館」は、豊洲駅(東京都)の近くにある東京ガス運営の体験施設です。暮らしに欠かせないエネルギーであるガスについて、実験やデモンストレーションを交えた、エネルギーや環境についてのサイエンスショーを楽しむことができます。また、自然の力や都市ガスを利用して電気と熱を作り出す仕組みや、まち全体でエネルギーを融通するシステムなどを、見て、体験して、学ぶことができます。

クイズ大会ではガスやエネルギー、環境問題などのクイズが開催されているので、さまざまなプログラムで覚えた知識合戦を親子で試してみるのも楽しいでしょう。

「がすてなーに ガスの科学館」は大人も子どもも入館無料です。(アクセス

2. 国立科学博物館/東京都台東区

明治10年に創設された「国立科学博物館」は、国立で唯一の総合科学博物館です。自然史および科学技術史研究に関する中核的研究機関として、452万点を超えるコレクションが保管されています。

繁栄と絶滅を繰り返してきた数多くの生き物の歴史を、化石や標本で地層に刻み込まれた痕跡をみることができます。そして、約170万年前から続く氷期と間氷期の繰り返しの中で、大陸から日本列島に移りすんだ生き物たちの環境への適応と分化の様子を知ることができるなど、子どもにとっては冒険の世界に飛び込むような、ワクワク感を味わうことができそうです。

入館料は、大人620円、高校生まで無料です。(アクセス

■子どもも入場料はかかるけど、面白い体験が出来る施設はここ!

3. はまぎん こども宇宙科学館/神奈川県横浜市

子どもから大人まで、自分で触れて体験して、楽しく遊びながら宇宙の科学や不思議を学ぶことができるのが「はまぎん こども宇宙科学館」です。地上5階から地下2階まで、館全体が巨大な宇宙船というイメージでできており、フロアごとに異なるテーマで展開される体験型科学館です。

身近な道具を使った科学実験や、玉の動きを見て学ぶ物理の法則体験、月面ジャンプや空間移動ユニットが体験できる宇宙トレーニングなどのアトラクションが用意されています。また、壁面に貼り付けるマグネットパズルなどの遊びもできて、家族みんなで楽しみながら、宇宙や科学の面白さを体験することができそうです。

入館料は大人400円、小・中高生が200円と割安ですが、毎週土曜日は小・中・高校生の入場料が無料となるのがさらに嬉しいポイントです。(アクセス

4. カップヌードルミュージアム/神奈川県横浜市

ラーメン好きの家族は、「カップヌードルミュージアム」に行ってみてはいかがでしょうか。お店で売っているチキンラーメンを手作りすることや、自分オリジナルのカップヌードルを作ることができます。もちろん、インスタントラーメンの誕生や発展についても学べます。

ここでは、小麦粉をこねてチキンラーメンを作ることができます。さらに、4つのスープ、12の具材のなかからお気に入りの4個を組合せて、自分だけのカップヌードルが作れます。例えば、カレーヌードルにキムチやチーズの具材を入れてみるなど、決してお店では買えない自分の味を作り出すことができます。レシピを考えるだけでも楽しそうです。ここだけでしか体験できない、良い思い出になるでしょう。

入館料は大人500円、高校生以下は無料です。ラーメン作りなどのそれぞれのアトラクションは別途有料となります。(アクセス

5. 日本科学未来館/東京都江東区

未来に向けて子どもの夢を膨らませたいなら「日本科学未来館」がおすすめです。日本科学未来館は、世界で起きていることを科学の視点から理解することを目的とした施設です。最新テクノロジー、宇宙、生命の不思議などをテーマにトークイベントなども開催しており、科学技術を体験できます。

入館料は大人620円、7歳~18歳の子どもは210円、6歳以下の子どもは無料です。なお毎週土曜日は18歳以下の子どもは無料です。(アクセス

■来年のために今から貯蓄を

2016年の総務省の家計調査(*1)によると、家族が2人以上の勤労世帯では、1年間に約21万円レジャー費で使われているそうです。特に夏休みは家族でのお出かけなどがあり、出費がかさんでいるのがわかります。

今回は主に学習に役立つ首都圏の施設をご紹介しましたが、やっぱり列車や飛行機で遠出するレジャーも行きたい! 今年は遠出は無理だけど、来年こそは! という方は貯蓄をはじめてみるのもいいかもしれません。

貯蓄成功のコツは、明確な目標を定めることです。マネチエでも「33日やりくり」や「銀行口座の使い分け」などさまざまな貯蓄方法をご紹介しています。自分に合った貯蓄方法を探し、まずは目標をもってはじめてみましょう。

■大人も子どもも計画的に遊んで学ぶ!楽しい夏休み

この夏休み、費用をあまりかけたくないならば、大人も子どもも楽しい夏休みの思い出づくりに、遊んで学べる施設をうまく利用してみましょう。夏休みの宿題「自由研究」のヒントも見つかって、宿題も計画的に進めていけるかもしれません。

(*1)2016年度 総務省家計調査 教養娯楽サービスの合計

TEXT:マネチエ編集部
PHOTO:PIXTA

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