学ぶ 2017.08.21 赤ちゃんが生まれたお祝いはおカネでなくモノがいい? 2017年出産祝い事情

友人・知人に赤ちゃんが生まれたら、出産のお祝いを贈る方もいることでしょう。出産祝いにはさまざまなしきたりやブームが存在し、5年前には存在しなかったようなアイテムが今は大注目されている、などのトレンドがあります。今回は、出産祝いのプレゼント選びに迷った時のために、一般的な相場や喜ばれる出産祝いについて紹介します。

関係から見る予算の相場

まず出産祝いの予算相場から見ていきましょう。相場はお祝いをする相手との関係によっても変わってきます。一般的な金額例を見てみましょう。

赤ちゃんの親との関係金額の目安
祖父母・両親10,000円以上
兄弟・姉妹10,000円以上
おじ・おば・いとこ10,000円以上
友人3,000~10,000円
職場関係3,000円~10,000円

出典:伊勢丹オンラインストア「出産祝いの相場」より。金額は目安となります

友人と言っても、普段から親密にしている人とたまに顔を合わせる人とで金額が変わるのは、おかしなことではありません。大体5,000円が目安ですが、特別に近しい関係ならばもう少し多めでもよいでしょう。ただ、友人・同僚であれば1万円を超える贈り物はかえって気を使わせてしまうこともあるようです。

兄弟姉妹の相場の幅が広いのが気になるところですが、これは送り手の属性によるものです。たとえば送り手が20代の独身なら5,000円程度、40代以上の既婚者なら3万円と考えられています。弟や妹への贈り物の場合は、金額を上げるなどの気遣いも必要でしょう。

ちなみに、生まれた子どもが双子だった場合、出産祝いの金額は1人分より少し多めか1.5倍くらいで構いません。赤ちゃんが2人なので、出産祝いも2倍と考えてしまいがちですが、2倍の額の贈り物をしてしまうと、もらった方にとってお返しの負担が大きくなってしまいます。特別にお世話になっていたり、以前にお祝いをいただいているなどのケースを除けば、双子の出産祝いは赤ちゃん1人の1.5倍までを目安にしましょう。

上記に挙げた出産祝いの相場は、あくまでも目安です。2~3名で連名にしてちょっと高額なプレゼントを選ぶという方法もあります。

喜ばれる出産祝いのコツ

・上質でコンパクトなもの

コツの基本は「上質でコンパクトなもの」です。ジャングルジムやベビーカーなどの場所を取るものや、既に持っていると思われるものは避けましょう。少しフォーマルなベビー服やママのためのリラックスグッズなど、自分では買わないけれど、あると嬉しいものは重宝されます。

相手の好みがわからなくて困った時は、現金や商品券、定番ですがカタログギフトも便利です。最近では、テーマパークや写真館などで使える出産祝いに適した商品券が増えてきています。なお、カタログギフトは選択肢の多さが魅力ですが、出産後の忙しい時期に、ゆっくり商品選びができるかどうか分からない、というデメリットも実は潜んでいることを覚えておきましょう。

・これから使う消耗品

また、意外と「赤ちゃん用おしり拭き」のような消耗品も喜ばれます。お祝いなので「形に残るものを」と思ってしまうかも知れません。しかし、赤ちゃんが大きくなってからもなかなか処分しづらいものだと、贈られた側としては処分に困ってしまう可能性があります。そんな悩みを与えない消耗品は、贈られる側からすると気の利いたプレゼントになりますし、確実に必要になる、という意味でも喜ばれます。

近頃の出産祝いは消耗品でも華やかだったり、上質な物が豊富にあります。ケーキ型のおむつセットや花束に模したタオルギフト、アレルギーにも配慮した高品質の肌着など、「使う時には実用的で、贈られた時には見栄えがする」という商品が幅広く用意されています。

・頑張ったママへ

最後に、赤ちゃんが使うものがお祝いとして贈られるケースが多い中、「頑張ったママへの贈り物」という基準で選ぶのも、プレゼントとして喜ばれるポイント。たとえば、赤ちゃんの抱っこなどや夜泣きで疲れた体を癒すためのスキンケアやアロマグッズ、バスグッズが売れ筋となっています。ただし、肌につけるものやにおいは好みがあるのでよく確認する必要があるでしょう。

今どきはインスタ映えするものがオススメ

もう1つ注目したい要素は、「インスタ映えするかどうか(Instagramで写真が映えるかどうか)」です。今ではお気に入りの赤ちゃんグッズや出産祝いをSNSにアップするのが当たり前になっています。特におしゃれなアイテムはInstagramでも注目されるので、センスのいいプレゼントは大変喜ばれます。

・スタイ(よだれかけ)

たとえば、ブランド物のスタイなどがあります。サイズをあまり気にする必要がなく、ブランド物でも3,000円程度におさえられるスタイは、プレゼントの第1候補と言えるでしょう。
参考例:ラルフローレンプチバトー

スタイの例スタイの例

・スワドル(おくるみ)

スワドルも、新生児期のおくるみから、幼児期のひざかけ・お昼寝毛布、ベビーカーにかけると日よけまで、幅広く使える赤ちゃんグッズです。かわいらしい模様のスワドルにくるまれた赤ちゃんの写真は、Instagramでも大人気です。
参考例:ジェラートピケエイデンアンドアネイ

・レターバナー(文字を組み合わせてつくるバナー)

最近では、ベビーベッドまわりや子ども部屋をデコレーションして記念写真を撮るママが増えています。そんな時に活躍するのがレターバナーです。文字やマークを組み合わせて壁に飾り付けるInstagramでも、人気のアイテムです。

「Welcome Baby」「Happy Birthday」など、すでに文になっているものなら忙しいママも手間がかかりません。名入れ可能なレターバナーもあります。
参考例:A Little Lovely CompanyGinger Ray

出産祝いを送る際の注意点

出産祝いを送る際に気を付けたいのが「マナー」です。おしゃれで今どきのアイテム選びだけでなく、マナーやしきたりもきちっとしておきたいものでしょう。

・ 出産祝いを贈る時期

まずは、お祝いを贈るタイミングです。ベストなタイミングは出産10日後から1カ月後と言われています。これは、退院以降の命名日(お七夜)からお宮参り当日(生後約1カ月)を目安としています。くれぐれも、出産前に贈らないようにしてください。医療が発達した現代でも、出産は命がけです。出産後に、母子の健康を確認してから手配するのがいいでしょう。

直接渡したい場合は出産直後を避け、落ち着いた頃を見計らってから訪問するようにしましょう。

・ 選んではいけない品物

基本的に何を贈ってもいいとされていますが、やはりお祝いにはそぐわないとされている品物もあります。
日本茶:弔事に使用されることが多いため
包丁やハサミ:刃物は「縁を切る」として敬遠されます
ハンカチ:「涙を拭くため」としてあまり好ましくありません

しかしこれらの品物も、相手が希望している場合やカタログギフト、明らかに出産祝い向けに作られているものについては問題ないでしょう。

・ 書いてはいけないメッセージ

出産祝いにはメッセージを添えた方が喜ばれます。できればテンプレートそのままではなく思いが伝わる内容にした方がいいでしょう。ただし、マナーに反する言葉を使わないよう配慮が必要です。

たとえば、「流れる」「失う」「死ぬ」「破れる」「消える」「落ちる」などの縁起の悪い言葉は使いません。また、「子どもが3歳になるまではゆっくりして」「母乳で育てるのがいいよ」など、他人のライフスタイルや育児方法に立ち入るようなメッセージは相手を傷つける恐れがあるので避けましょう。

思いをどう形にするか

贈り物は、思いをどう形に表すかが大切です。適切な金額、タイミング、品物、メッセージを知っておけば、しっかりお祝いをすることができるでしょう。

普段から相手の好みや意見に耳を傾けていると、プレゼント選びも非常にスムーズです。困った時は、迷わず誰かに相談して意見を聞くなどしましょう。

マネチエ編集部イチオシ!の贈り物

完全に余談ではありますが、最後にマネチエ編集部から「これは鉄板!」というアイテムを1つご紹介させていただきます。

©東村アキコ/集英社

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TEXT:マネチエ編集部
PHOTO:PIXTA

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