学ぶ 2018.02.26 いま流行っている「薄い財布」って本当に便利なの?使ってみた

「財布、ぶ厚っ!」と思った瞬間はありませんか?クレジットカードやポイントカード、レシートだけでなく、お釣りでもらった小銭など、気づいたときには財布の中身がパンパンになっていることがしばしば……。そんななか、最近では「薄い財布」が流行っているという噂を耳にしたマネチエ編集部。

実際の使い心地はどうなんだろう?ひとまず興味を持っていそうな人に使用感を教えてもらおう、となりました。ということで、今回はいつもの記事とは少し趣を変えて、ライター・斎藤充博さんによる体験ルポルタージュ形式でお届けします。

斎藤充博

インターネットが大好きで、Web記事を書くことがどうしてもやめられない指圧師です。「下北沢ふしぎ指圧」を運営中。

こんにちは。ライターの斎藤充博です。僕は下北沢で指圧をメインとした治療院を運営しています。実はちょっと最近気になっているものがありまして。それは「薄い財布」です。

■薄い財布が流行っていませんか?

「薄い財布」とは、SUPER CLASSICというメーカーが出している財布の名前です。

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治療院で代金をお支払いいただくときに、これをよく見るんです。小さくて薄いのが、スマートでかっこいい。

僕はいつも革の長財布を使っているのですが、財布だけ持って外出したいときに、不便です。こんなのおしりのポケットに入れて歩いていたら、スリにボーナスでもあげているようなもんじゃないですか。

もっとも、この長財布を買った2008年くらいのときは「でかい財布を持っているのがカッコいい」という風潮が世の中にあったんです。でも最近は、そんな価値観が薄らいでいるかもしれません。

僕も乗り換えたかったのですが、このたびマネチエ編集部から「薄い財布をレビューしてみませんか。好きなこと書いていいですよ」という依頼が来ました。

編集部に僕の思考が盗聴されているのか、はたまた僕の物欲が念になってマネチエ編集部が操られているのか。多分どっちでもないのですが、とにかくいいタイミングなので使ってみることにしました。

■薄い財布の収納力はいかに

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というわけで、こちらが「薄い財布 abrAsus(アブラサス)」です。本当に薄い。そして、小さい。

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開いたところ。革と革が重なる部分をできるだけ少なくしているそうです。かっこいいけれども、これで本当に必要な物が入るのか。

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いま使っている長財布と並べたところ。コンパクトさでは、圧倒的に「薄い財布」の勝ちです。

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長財布の中に入っていた(たまたま入っていた)ものを「薄い財布」に移してみました。さすがにすべては入りません。説明書には、お札は15枚、カードは5枚収納可能と書いてあります。

カードが5枚というのは厳しいですね。キャッシュカード、メインで使っているクレジットカード、免許証、保険証、PASMOをチョイス。

ポイントカードや会員カード、サブで使っているクレジットカードなどはスタメンから外れてもらうことになりました。

ファミリーマートの店員は、会計のときにこの財布を見たら「Tポイントカードをお持ちですか?」って聞かないほうがいいです。多分みんな入れていないと思う。

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小銭は最大15枚入るそう。スペースのわりにはがんばっていると思うのですが、全然足りません。

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この財布には、なんと鍵を収納できるスペースがあります。普段は財布と別にキーケースを持ち歩いているのですが、これはありがたい。正直かなり出し入れしにくいのですが、家の出入りって1日に1~2回くらいですからね、許容範囲という気はします。

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いろいろ不便なことはありますが、この財布には「外出に必要なものが、小さく一つにまとまる」という快感がありますね。

さっきから「あんまり入らないな」なんて思いながらも、実は全然イヤな気持ちにはなっていません。むしろ気持ちいいです。「薄い財布」を使っている人たち、こんなフェティッシュな気持ちに酔いしれていたのか……。

■バッグを持たずに財布一つで外出できる

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ポケットに薄い財布だけを入れて気軽に外出ができます。バッグを持たないでブラブラできるのが最高にいい。

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後ろから見たところ。左の尻ポケットに薄い財布が入っているんですが、全然わからないと思います。

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自販機で飲み物を買うときも財布をスッと出せます。なにしろ缶コーヒー飲むのって、スピード感が重要ですからね。

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スッ(財布出す)、ガコン(缶が落ちる)、パキッ(缶を開ける)、ゴクッ(コーヒーが咽頭を流れる)と、この一連の流れが3秒でできるのは大変ありがたい。

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財布を出すのが手軽すぎて、いつもは買わないようなものも買っちゃいました。道ばたで売られているホームレス支援の雑誌『THE BIG ISSUE』。興味はあったんですが、財布を出すのが面倒くさくて、ついつい通り過ぎてしまっていたんですよね……。

「薄い財布」はお札も小銭もカードも、全部取り出しやすいですね。財布の機動力が上がることで、街中のサービスがググッと身近になってゆく。これはすごくいいです!

■小銭入れが小さい問題

もちろん問題点もあります。やっぱり、小銭入れのスペースが致命的に少ないんです。支払いをするときに「これはお釣りが多くならないだろうか?」と毎回緊張が走ります。

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スナックで軽く飲んだ後の支払い。合計金額が1,500円だったので、お釣りが500円玉1枚で済む。ホッとしました。こんなことを考えながら飲みたくないよ。

受け取るお釣りの枚数によっては、小銭入れに入りきらないこともあります。もう仕方がないので、ジーンズの右前ポケットに付いている「小さなポケット」に入れています。

いままで使ったことなかったんですが、これは小銭を入れるためのポケットらしいです(諸説あり)。ここに入れておくと、確かに小銭がジャラジャラしなくてちょうどいいですね。

小さいポケットも役割を見出されて、彼の喜びもひとしおなんじゃないでしょうか。……いや、ポケットの気持ちはどうでもいいんだ。

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このポケットが付いていないズボンだと、結構困りそうです。小銭入れを別に持ち歩けばすべてが解決するんですが、そんなことをするんだったら、普通の二つ折りの財布を使えばいいですよね。小銭問題は解決しそうにないです。

■意外なメリット!?結果的にお金は貯まる

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行き場を失って、テレビの前にたたずむ小銭たち。ポケットの中にずっと入れておけないし、薄い財布にも戻せない。

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もう仕方がないので、100円ショップで貯金箱を買って入れることにしました。このペースなら、そこそこ早く貯まりそう。

あっ!そういえば当メディア「マネチエ」は「お金に関する役立つ情報を独自の視点でお届け」するメディアでした。

薄い財布を使えば、貯金箱にお金がガンガン貯まるってこと?謎の依頼だと思っていたけれども、編集部はそこまで見通していたのか……?すげえな!

(後で編集部に聞いてみたら「そこまで考えて依頼していない」とのことです)

■無理してたくさん入れることが可能なことが判明

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治療院のお客さんに、あらためて薄い財布を見せてもらいました。もう3年も使っているそうです。

それにしてもパンッパンじゃないですか。無理すれば、カードもレシートもたくさん入るんですね。もう薄い財布って感じじゃないですが、こういう使い方もアリなんだな……。

■結局、薄い財布はアリかナシか

【メリット】
・圧倒的に身軽になれる
・持ち歩くカードが少なくなったが、あまり気にならない
・お札もカードも小銭も出しやすい
・小銭が貯まってハッピー

【デメリット】
・小銭入れがいくらなんでも小さすぎる
・お釣りにびくびくしながら買い物するハメになる
・小さいポケットの付いているズボンしかはけない

使ってみてのメリットとデメリットをまとめてみました。なかでもこの「身軽さ」は最高だな~と思いますね。以前の長財布もあるんですが、薄い財布を使い続けたいですね。

以上、流行っている物を使ってみたらやっぱりよかった、という話でした!

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TEXT:斎藤充博
EDITING:マネチエ編集部+ノオト

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