学ぶ 2019.03.11 友達にいくらまでなら貸せる? お金の貸し借りのボーダーラインを調査!

お金の貸し借りは友情を壊すとはよく言われること。だけど改まって頼まれると、どうしても断りづらいものです。実際のところ友達同士のお金の貸し借りってどうしているのでしょうか?意外と知らない日本人のマネー事情。第3回は「友人同士のお金の貸し借り」について調査しました。

■友人に「お金を貸したことがない」が37%

■友人に「お金を貸したことがない」が37%

「友人に貸した最高額は?」という質問に対して、最も多かったのは貸さないという回答で、全体の37%。そもそも貸してほしいと言われたことのない人もいるかもしれません。やはり友人同士で金の貸し借りはしないというポリシーの人は一定数いるようです。

次いで多かった回答は、5,000円未満(26%)。食事や遊びなどで手持ちがなかった等のシーンが想定されます。お会計で「あ、ごめん。手持ちないや」なんて言われると、貸さないわけにはいきませんよね。

一部ではあるものの、50,000円以上の高額な貸し借りをしている人もいる様子。この辺りの金額帯になると、返せなかったでは済まなくなってくるので、貸すのにも借りるのにも熟慮する必要がありそうです。

■友人にお金を貸す理由、「趣味や遊び(39%)」「生活資金(25%)」

■友人にお金を貸す理由、「趣味や遊び(39%)」「生活資金(25%)」あああ

最も多かった回答は『趣味や遊び(39%)」。意外にもカジュアルな理由ですが、こちらは少額な貸し借りのものが多そう。他にも「欲しい商品を買うため(19%)」「ギャンブルの資金(7%)」などがあります。

他には『生活資金(25%)」『病気や事故(8%)』『借り入れの返済金(3%)』など。いずれもある程度まとまった金額になりそうな理由。しかも借りる側が厳しい状況のため、貸す側も返してもらえないことを想定する必要がありそうです。

また、「その他」と回答した人の理由をいくつかご紹介します。

「持ち合わせがなかったとき(27歳女性・会社員)」
「会計時にカバンから出すのが面倒くさいといい、後で返すと言われ、貸しにしてる(20歳女性・会社員」
「割り勘の立替(36歳女性・会社員」
「上手く言いくるめられたため(37歳男性・会社員)」
「プレゼント代の立替(30歳女性・パート・アルバイト)」

お会計時に一時的に手持ちのお金がなかったというケースが多いようです。

■友人同士のお金の貸し借りは存在するが……

今回の調査では、37%の人は友人にお金を「貸したことがない」、逆に63%の人はお金を貸したことがあるということがわかりました。友だちにお金を貸すのはよくないと言われますが、実際に貸し借りは存在しているようですね。

とはいえ、普段からお金にだらしない人にはお金を貸したくないというのが貸す側の本音でしょう。親しき仲にも礼儀あり。少額の貸し借りもきちんと返済し、いざ困ったときに誰も助けてくれないなんていうことのないように心がけましょう。

TEXT:マネチエ編集部
PHOTO:SHUTTERSTOCK

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