学ぶ 2019.04.18 お参りして金運アップ?全国のパワースポット10選

全国には運気がアップするパワースポットがたくさんあります。その中でも、特に「お金」運が上がるパワースポットを厳選して10ヵ所紹介します。全国津々浦々、“気の力”でお金が増えるかもしれないパワースポットとは?

■北海道・東北エリア──金華山黄金山神社

金華山黄金山神社(宮城県石巻市)

金華山は船でしか往来できない牡鹿半島沖合に浮かぶ島です。およそ1270年前に日本で初めて金が産出され、陸奥の国守が朝廷に黄金を献上しました。これを記念して、金を司る神様をまつって金華山に建立されたのが黄金山神社でした。

神仏習合時代に守護神としてまつられるようになった弁財天は、福徳や財宝を授ける女神として信仰を集めてきました。お金の神社らしく、参拝前に鳴らす鈴の緒の房には5円玉や50円玉がたくさん結び付けられています。

「3年連続で参拝すれば一生お金に困らない」と言い伝えられており、小銭の吊り下がる房をしっかりつかんでお参りすれば、金運もガッチリつかめるかもしれません。

■関東エリア──鷲子山上神社、聖神社、大前恵比寿神社

鷲子山上神社(栃木県・茨城県) フクロウは“不苦労”

フクロウの神社の愛称で親しまれる鷲子山上(とりのこさんしょう/とりのこさんじょう)神社は、栃木県と茨城県の県境をまたいで位置しており、千年杉に護られた霊峰の山頂にあります。807年に、幸福を呼ぶ神鳥である天日鷲命(あめのひわしのみこと)を勧請し、鷲子山に社殿が建立されたと言われています。

創建当時の社殿跡地は現在では「本宮」と呼ばれ、日本一の大フクロウ(不苦労)像が設置されています。地上7メートルに鎮座する金色の大フクロウ像の下にある不苦労御柱をたたくと、大フクロウが苦労を運び去って運気上昇・金運福徳を運んできてくれると信じられており、パワースポットとして神社で一番人気の場所になっています。

参拝後に高額宝くじが当たった・温泉が出たなど、金運が上昇した話題も尽きません。神社には他にもフクロウの鐘・水かけフクロウ・96段あるフクロウの石段など、フクロウにまつわるスポットがたくさんあり、フクロウが本当に金運を運んできてくれるかもしれませんよ。

聖神社(埼玉県秩父市) 和同開珎の巨大モニュメント

自然銅が発見され、朝廷への和銅献上を祝って建立された聖(ひじり)神社には、創建当時に採掘された自然銅が御神体としてまつられています。

当時の自然銅を使って日本で初めての通貨「和同開珎」が作られました。ここが近代的な貨幣制度につながる歴史的な大舞台であったことが広く知られたため、金運を招く銭神様がまつられたパワースポットとして人気が集まりました。

車で5分ほどの場所に位置する和銅露天掘り跡にはひときわ目を引く「和同開珎」の巨大モニュメントがあります。近くの銅洗掘と呼ばれる小川でお金を洗って、聖神社のさい銭にすると金運がアップする、またはそのお金で宝くじを買うと当たる、などと言われています。聖神社に参拝するなら、銅洗堀にも足を運ぶのがおすすめです。

大前恵比寿神社(栃木県真岡市) 20メートルの「日本一えびす様」

大前恵比寿神社の御祭神は恵比寿様。恵比寿様のご利益はさまざまですが、中でも金運招福・商売繁盛などはひときわ霊験あらたかです。神社正面で金色の鯉を抱えてにっこり微笑む、20メートルもの「日本一えびす様」がいかにも金運を運んできてくれそうです。

大前恵比寿神社の御神水はお清めの水として重宝されています。回遊式日本庭園の中には、その御神水が「五行福銭水」として流れており、そこで大切なお宝を浄めれば、種銭が実を結ぶと言われています。恵比寿様は一言明神(ひとことみょうじん)でもあることから、大事な願い事がある人は、必ず叶うと信じて、3年続けてお参りしてはどうですか?

■中部エリア──豊川稲荷、金神社

豊川稲荷(愛知県豊川市) 信長、秀吉、家康らも信仰したといわれる

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日本三大稲荷の一つ。「稲荷」と名が付いていますが、実は鎮守様をまつった曹洞宗の寺院です。鎮守様の豐川吒枳尼眞天が稲穂を手に、白い狐にまたがった姿から「豊川稲荷」と呼ばれるようになったそうです。東海屈指の霊場である豊川稲荷の境内は広大で、整然と点在する伽藍の数々は威風堂々としており見ごたえ十分。

その中で一風変わった風景で独特のオーラを放つ空間が大小800体ほどのお狐さんがまつられる「霊狐塚」。お狐さんは祈願成就の御礼として奉納されたものですが、その数の多さと存在感は圧巻です。祈願成就した成功者のパワーが満ちあふれるこの空間は、まさに金運上昇のパワースポットとして高い人気を誇ります。

尾張の三英傑である織田信長・豊臣秀吉・徳川家康をはじめ、数々の著名人が信仰した功徳の高い豊川稲荷なら、最強の金運を得られるかもしれませんね。

金神社(岐阜県岐阜市) 金色の鳥居ときらびやかな朱塗りの社殿

金色の鳥居が印象的で、朱塗りのきらびやかな社殿の数々もインパクトがある金(こがね)神社。古来より産業繁栄や商売繁盛、財宝・金運招福にご利益のある神社として、篤い信仰を集めてきました。

主祭神は慈悲深い女性の神様で、財をもたらしてくれる金大神と称されています。神社の名前だけでなく、境内のそこかしこに金運を呼び込んでくれそうなパワーを感じる神社ですが、お札やお守り、御朱印までも金運アップの期待が高まります。

カラフルなお守りの中でもひときわきらびやかな金色のお守りや、金色に輝く四葉のクローバーの絵馬など手に取ってみたくなるのは必至。毎月最終金曜日には、金神社特製の金の御朱印まで手に入ります。参拝による金運招福に加えて、お守りや御朱印で金運がさらにパワーアップしそうな神社ですね。

■近畿エリア──大観音寺、御金神社

大観音寺(三重県津市) 世界一高い純金大観音像が出迎え

お寺の正面で、世界一高い純金大観音像がお迎えしてくれる山あいにあるお寺です。「純金開運寶珠大観世音菩薩」は大観音寺のご本尊。神々しいお姿を見ると、金運財運と豊かで幸せな人生を全ての人々にもたらしてくれるように感じます。

境内には数々の霊場があり、深い慈悲心を表した巨大な「仏手」や商売に勝つご利益があるといわれる「やるき達磨」、金運を願った世界一巨大な「萬倍窯」、金運・商売繁盛の「にっこりお福」など、すべてお参りすれば、お金だけでなく人生の運気も格段にアップしそうです。

御金神社(京都府京都市) 資産運用・お金の神様として知られる

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御金(みかね)神社は市街地に鎮座する小さな神社ですが、眩いばかりの金色の鳥居が人目を惹きます。もともとの御祭神は鉱山や鉱物、あらゆる金属類を司る神様で「金神様」の愛称で親しまれてきました。

通貨として使用される金・銀・銅を司ることから、現在では全国的にも珍しい資産運用の神、お金だけの神様として有名です。投資運用を行う人や、資産を大きく増やしたい人なら、京都観光の際にぜひとも参拝しておきたい最強の金運パワースポットです。

■中国・四国エリア──茂宇気神社

茂宇気神社(鳥取県鳥取市) 「儲け」を連想させる縁起のいい神社

茂宇気(もうけ)神社は、「儲け」をズバリ連想させる縁起の良い名前の神社として知られています。その名前から金運アップと商売繁盛にご利益があるとしてマスコミに取り上げられ、現在では全国から参拝客が集まる金運パワースポットとなっています。

社殿自体は派手さのない小さなお社ですが、近隣一帯の山が広大な境内になっているため、山中の社殿までは200段もの石段が続きます。社殿を目指して延々と山中を進むうちに、木々から出るマイナスイオンで心身ともにリフレッシュされます。霊山から発せられる気の力も全身で感じられるはずです。金運アップのご利益とあわせて何倍もの効果がありそうな神社です。

■九州・沖縄エリア──宝当神社

宝当神社(佐賀県唐津市) 宝くじ当選のご祈祷も可

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宝当(ほうとう)神社は、佐賀県唐津湾に浮かぶ小さな高島に位置します。船に乗ってはるばる宝当神社に参拝した人たちの中から、宝くじの高額当選者が多数出ていることがテレビで紹介され、一気に名前が全国区になりました。

社殿内の壁には高額当選者たちのお礼の書き込みが多数あり、それを読むだけでも金運のご利益を感じられそうです。開運隆昌や商売繁盛・家内安全といった一般的なご祈祷内容だけでなく、宝当神社らしく「宝くじ当選」でご祈祷してもらうこともできます。

神社で手に入る「昇龍祈願木札」は、宝くじ当選を願う参拝客の間で大人気になっています。次こそ宝くじを当てたい、または高額当選を狙いたいと思っているなら、はるばる足を運ぶ価値があるかもしれないですね。

■全国の金運パワースポット行脚で金運アップ

今回紹介した金運パワースポットは全国に点在するパワースポットのほんの一部です。紹介したスポットが近くになかったという人は、連休など旅行に出かける時に目当ての行き先にしてもいいかもしれませんし、自宅近くにパワースポットがないか探してみてはいかがでしょうか?

TEXT:マネチエ編集部
PHOTO:PIXTA

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