備える 2016.11.01 入りっぱなしはダメ、保険を見直すタイミングとは?

病気やケガによる入院、はたまた働けなくなった場合の収入保障、万が一の時の家族のための保障、老後の不安を解消…。いざというときのために備える保険ですが、ライフステージごとに必要な保障や額は異なるもの。入りっぱなしではなく、定期的に見直し、不要な保険は解約、不足している保障は追加するなど、今の状況に合わせて切り替えていきましょう。保険の見直しは節約につながることもあります。

ライフステージが変わったら見直しのタイミング

特に30代前後は、生活が大きく変わる節目になる出来事が多い時期です。以下のタイミングでは、必ず保険の見直しをしておきましょう。

・結婚したとき

親の介護などの心配がなければ単身者には死亡保障は不要ですが、結婚すると話は変わります。優先して考えるべきは、「大黒柱になる稼ぎ手の死亡保険」。万が一のことを考えると奥さまにも保障があると安心です。

また、夫婦ともに、治療費がかさみがちながんなど3大疾病への保険も考えておきたいところです。保険は、年齢を重ね必要に迫られてからでは、加入が難しくなります。過度な保障をつける必要はありませんが、未加入の場合は加入を考えたいタイミングです。

・子どもが生まれたとき

子どもが生まれたらきちんと見直しておきたいのが生命保険。日本には遺族年金という公的な保障制度があるので、遺族年金で足りない分を生命保険で補填するという考え方をするとよいでしょう。

万が一、世帯主が死亡した場合に、残された家族が生活していくためにどのくらいのお金が必要になりそうかを調べてみましょう。たとえば自分が60歳になるまでなど期間を決めて計算し、そこから遺族年金の額を差し引いた金額が必要な保障額です。

また、将来の学費を考えて学資保険の検討も。教育費は増える一方です。義務教育の終わる15年後や、その数年後にくる大学入学に備えるのは決して早い話ではありません。

・住宅を購入したとき

住宅ローンに加入していたら、借主が死亡した場合にローンが帳消しになる「団体信用生命保険」にも加入しているはずです。

加入していると稼ぎ手が亡くなった際の住宅ローン返済リスクはゼロになるので、生命保険でそれを補う必要はなくなります。死亡保障の保険金額を見直したり、掛け捨てではなく貯蓄性のある保険に切り替えたりといった選択肢も考えてみましょう。

・会社員から独立、フリーになったとき

健康保険や福利厚生が手厚い会社員時代は保険よりも貯蓄を手厚くした方がベターですが、貯蓄が少ない場合、フリーランスで傷病手当が期待できない場合は医療保険を検討しましょう。入院給付金、手術給付金に絞ったら月額3,000円程度で加入できる商品もあります。

医療保険はどう見直したらいい?

ライフステージの変化とともに、保険料が家計の負担になる場合があります。そんなときも保険を見直すタイミング。不要な保障・特約がついていたり、重複したりしていないかチェックしてみましょう。

世のなかの動きに合わせて、どんどん新しい保険商品が発売されたり、保障内容が変化したりしています。

なかでも、医療保険は年々保障内容が進化しています。たとえば、がんには悪性新生物と上皮内新生物があり、転移の可能性が低い上皮内新生物は従来のがん保険のでは対象外だったり、保障が減額されたりすることが多くありました。

しかし、最近は上皮内新生物をカバーする保険商品、特約も増えてきています。膀胱や尿管などの乳頭状非浸潤がん、女性特有の非浸潤性乳管がん、子宮頸がんなどはいずれも上皮内新生物。医療保険、がん保険に加入していたら、保障・特約の内容を見直してみるとよいでしょう。

保険の種類やその内容などについては、こちらのページも参考にしてください。

ここで紹介した例以外にも子どもの自立や親の介護スタート、配偶者との離婚、死別など、節目になるライフイベントはまだまだたくさんあります。折りに触れては内容を見直し、スマートに保険と付き合っていきましょう。

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