備える 2017.04.04 結婚資金が少なくても大丈夫! 会費制結婚式&節約術

結婚は挙式や披露宴など、何かとお金がかかります。なかにはあまりお金はかけられないというカップルも少なくはありません。そんなカップルのために、最近の会費制ウェディング事情について紹介します。

結婚式の準備「まずはどうしたいかを考える」

結婚資金は、地域性や式の規模、家庭の状況などで異なるほか、結納の有無や新居の準備、新婚旅行などの選択によっても大きく変わってきます。

結婚式は、親族だけの小さな結婚式を開く場合は数十万円で開くことができます。しかし、盛大な結婚式を開く場合は500万円以上の資金が必要になることもあります。

結婚式の準備の際は、十分に相談を重ね必要なものと不要なものを洗い出していきます。自分たちがどのような結婚式を行いたいのか明確にしましょう。そうすることで最低限かかる費用を算出することができます。

ご祝儀制ウェディングと会費制ウェディング比較

結婚式は、参加者を招待するのと引き換えに、ご祝儀をいただくことが一般的です。それに対し、最近では会費制ウェディングというカジュアルなスタイルを選択するカップルも少なくありません。

一般的な結婚式と二次会の間のような形式だというところから「1.5次会」とも呼ばれています。この会費制とご祝儀をいただく一般的な結婚式の違いは、なんといっても費用負担です。

結婚式場を貸し切って式を開こうとすれば、参加人数にもよりますが数十万円は負担する可能性があります。一方、会費制ウェディングは、レストランやホテルの大広間などを借りて行い、参加者はご祝儀の代わりに参加費を支払います。ご祝儀の相場が3万円程度なのに比べて、この参加費は1万円前後であることが多いので参加者の費用負担は下がります。

また、通常の結婚式のように式場スタッフの人件費や大がかりな演出などに費用を割かなくていいため、新郎新婦にとっての負担も軽くなります。具体的には、会場代、食事代、衣装代、装花代などがあれば、会費制ウェディングとしては十分な金額のようです。

会費制結婚式の節約術あれこれ

結婚式のスタイルは別にして、新郎新婦や友人などが労力を割いたり、工夫を凝らしたりすることによって、結婚式の費用を下げることができます。

まず、一番効果的なのが、記念の写真やムービーを作成するための「カメラマン」の費用です。あらかじめプランに入れ込まれている場合もありますが、自分で手配できれば費用を抑えることができます。また、招待状、花、メニュー、装飾など細かいものは自分たちでも準備できるので、結婚式場と相談すれば費用圧縮につながります。

結婚式場の選び方も重要です。ブライダルフェアを行っている会場を探したり、内容や演出も含めた結婚式全般の相談ができるブライダルカウンターやブライダルプランナーに相談したりするのも一つの手です。これらを総合的に根気よく行うと費用の節減につながるので、あまり費用をかけられないというカップルはよく検討してみるとよいでしょう。

大切な結婚式だからこそよく考えて

あまり節約しすぎると、参加してくれるゲストに失礼になるため注意が必要です。それ以前に、人生で大切な思い出を作る結婚式自体が、希望通りにいかないという最悪な結果に陥ってしまいます。

無理に大きな資金をかけて式を挙げる必要はありませんが、どのようなことを式に求めるのかをよく話し合いましょう。お金をかけるべきところと、節約できる部分を明確にすることが重要です。

TEXT:マネチエ編集部
PHOTO:PIXTA

マネチエでは身近なお金の話題をお届けしています
この記事を気に入っていただけたらフォローをお願いします!

ページトップ