備える 2017.06.02 レジャー保険でお出かけ先でのトラブルにも備えよう!

海水浴、キャンプ、BBQ、釣りなど、夏には楽しいレジャーがたくさんあります。しかし、ケガや事故などのアクシデントは、何をするにしても必ずリスクとして存在します。レジャーを楽しみたいのであれば、台無しにならないよう事前に保険を考えておくことが、リスク回避につながります。

レジャー保険とは

実は、「レジャー保険」という名称の商品は存在せず、実際には目的別にあるさまざまな保険商品の総称を指します。例を挙げると、ゴルフ保険、自転車保険、スキー保険などが存在します。

  • ゴルフ保険:1週間の契約から1年間の契約まで存在し、1週間の保険であれば1,000円程度で加入可能です。
  • 自転車保険:年間契約の商品が多く、3,000円程度で加入できます
  • スキー保険:年間契約で、5,000〜1万円程度で加入できます

レジャー保険の補償内容は?

レジャー向けの保険商品の加入条件や、補償内容はどのようになっているのでしょうか。夏シーズンに向けて盛んになる、海でのレジャー保険、いわゆるサーフィン保険などを比較してみましょう。

・NSAサーフィン賠償責任保険

NSA(一般社団法人日本サーフィン連盟)が提供するNSAサーフィン賠償責任保険は、年会費3,500円で加入できる保険です。ここは、正確には保険がメインの機関ではなく、サーフィン好きのための団体です。波の情報などを会員向けに配信しており、そのサービスの一環で保険を提供しています。会員本人のみが保険対象となり、他者にケガを負わせてしまったり、他人の物を壊してしまった場合、1つの事故に対して3万円の自己負担で、最大3,000万円まで補償してくれます。ただし、自身のケガなどはカバーされません。

・ちょこっと保険

Yahoo!ウォレット登録者限定の三井住友海上火災保険が行う「ちょこっと保険」は、年間で4,200円を支払えば手厚い保険が受けられます。最大1億円補償し、海でおぼれたときの救援費用などに対しては100万円の保険金を受け取ることができます。

・青年アクティブライフ総合保険

ハイグレードの補償を求めるならば、AIUが提供する青年アクティブライフ総合保険があります。年間の掛け金は2万9,640円と割高ですが、死亡に対して1,000万円、入院にも4,000円/日の額が保険金として支払われます。

レジャー保険加入前にチェックしておきたい「特約」「クレカ」

上記のように、サーフィンを本格的に楽しみたい人は保険に入るべきかもしれませんが、ちょっとしたレジャーを楽しみたい場合は新規に保険に加入するべきなのでしょうか。

まずは、現在加入している保険の特約をチェックしてみることをおすすめします。場合によっては、レジャー向けの特約がオプションとして付いているかもしれません。たとえば、ソニー損保の自動車保険には「おりても特約」があり、自動車で出かけた先のレジャーでのケガも補償してくれます。

また、クレジットカードに付帯サービスがあることもあります。海外旅行中の損害賠償や物損に対してクレジットカード会社が補償をつけてくれることは知られていますが、その中でレジャーも補償の範囲内であることがあります。せっかく年会費や利用料を支払って所持しているクレジットカードですので、まずはサービスカウンターなどに問い合わせて、補償内容を問い合わせてみると良いでしょう。

夏の予定に合わせて自分にあった保険を

レジャーは楽しいものですが、ケガや事故などのリスクもあります。また、他人に損害賠償を与えてしまう可能性もあります。そのため、保険に加入するなどしてリスクヘッジすることは大切です。

今年の夏、アウトドアスポーツなどを予定している人は、自分にあった保険を探してみてはいかがでしょうか。

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