備える 2019.05.14 気にしてますか?『心の健康』。メンタルヘルスで気になるあれこれ

日常生活を送る上で、ちゃんと『心』に気を配れているでしょうか?健康の問題は身体にかかわるものだけではありません。心の健康、メンタルヘルスについて考えてみましょう。

■メンタルヘルス、メンタルの不調とは?

メンタルヘルスとは心の健康のこと。安定して前向きな気持ちを持て、何事にも意欲的な姿勢で取り組み、学校や職場などの環境に適応して生活できる状態が、メンタルヘルスがいわゆる『良好』の状態です。

もちろん性格もあるので全てが上記の限りではありません。しかし常日頃から気分が暗く鬱々として、夜も眠くならないような状態は、あまり健康的とはいえません。

メンタルヘルスの不調は【日頃のストレス】と【睡眠不足】が二大要因だといわれています。ストレスがたまると自律神経が乱れ、睡眠量が足りなくなったり、睡眠の質が低下といった悪循環を引き起こす恐れがあります。

それが慢性化してしまうと精神的な苦痛だけでなく、脳や心臓にもやがて悪い影響を与えます。夜は眠れないのに昼間に眠くなるという状態が続いたら、危険な兆候です。

■メンタルの不調は専門医院へ。休職期間には保護制度も

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心の調子が悪いと感じたら、まずは心療内科や精神科などにかかりましょう。最近ではメンタルヘルス科やストレス外来といった、軽い相談から受け付けてくれる、比較的入りやすい病院も増えています。誰にでも起こりうることなので、あまり重く捉えずに、気軽な気持ちで大丈夫です。

症状によっては薬を飲みながら働くこともあれば、仕事を休むことを勧められることもあるでしょう。仕事を休む場合は、就業規則や職場の制度について確認します。

仕事を休む場合は傷病手当金の制度の利用が一番です。傷病手当金とは、健康保険組合などの被保険者が利用できる制度で、所定の申請書に医師から労務ができないという意見と、事業主から働けない日数とその賃金の証明をもらい申請すると、連続3日の休業(待機期間という)後の4日目から1年6ヵ月(退職後も含む)まで、標準報酬日額の3分の2に相当する傷病手当金が支給されます。

診察や薬代は健康保険を使えますが、風邪などでの通院と比較すると、医療費の負担が高くなる傾向があります。その場合は自立支援医療制度の申請を市区町村の窓口に提出すれば、1割の自己負担に。所得によっては毎月の自己負担額の上限が設定されているのもポイントです。

■重度化すると保険に入れなくなる可能性も

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メンタルヘルスの不調が重篤化すると『鬱病』と診断されることがあります。気分がふさぎ込んだりして、日常生活に支障をきたす状態で、通常の生活を送ることができなくなってしまう可能性があります。

そこまでいってしまうと収入が減るのはもちろん、医療保険や死亡保険に加入できなくなる可能性が出てきてしまいます。心の病も立派な病気。他の病気と同様、かかってからの保険加入は難しく、完治しても数年は加入できない場合もあります。

それでも加入を希望する場合は、保険料は割高になりますが、引受基準緩和型医療保険や無選択型医療保険などがあります。指定疾病不担保制度を取り入れている保険の場合、鬱病を不担保にすることで、ほかの病気に備えることも可能です。

■メンタルヘルスを保つためには定期的なチェックが必要

メンタルヘルスの不調は、どんなに元気な人でも他人事ではありません。万一メンタルヘルスで長期療養を余儀なくされたら、公的保障や会社の制度を確認し、手当を受けることを検討しましょう。常態化しないよう、急がず焦らず、しっかりと治癒してから職場復帰してくださいね。

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