貯める 2017.04.20 お小遣い? 生活費支給? 結婚後の家庭のお金の管理How to

結婚は、さまざまな意味で人生のターニングポイントになります。今までの生活スタイルが大きく変わる可能性もあり、お金の管理方法が変わることも珍しくはありません。夫婦でのお金の管理方法はどのようにすればいいのでしょうか。

夫婦で行う管理方法には何がある?

どのようにお金を管理するのが最適なのかを検討するためには、まずどのような管理方法があるのかを知らなければいけません。一般的に知られているお小遣い制、家計先渡し、共同財布、出費項目パターンの4つを紹介します。

・ お小遣い制

昔から一般家庭で多く存在する管理方法で、妻が専業主婦などの場合によく採用されます。毎月一定額を自由に使え得るお小遣いにして、残りは生活費や保険やローンの支払い、貯蓄などに充てます。

・ 家計先渡し

お小遣い制とは逆に、生活費をあらかじめ固定した額のなかでやりくりしてしまおうという考えがこの家計先渡しです。自由に使える金額を多く確保できる反面、賢く使わないと後々必要な時にお金が足りないという事態に陥るリスクもあります。

・ 共同財布

夫婦ともに働く共働き家庭で採用されることが多い方法です。お互いが、平等に生活費を専用口座に入れ、残りの収入は本人たちに任せます。

・ 出費項目パターン

どちらかがどの費用を負担するという取り決めを作るのが出費項目パターンです。例えば、家賃や電気代は夫の口座から、食費などは妻の収入から負担するという方法です。

それぞれどんな違いがある?

どの家計管理の方法を採用しても一長一短あるでしょうが、重要なのはどの方法が夫婦で納得できるかということです。夫と妻、それぞれの視点で見るとどのように映るか考えてみましょう。

結婚や出産を機に夫がキャリアを継続させ、妻が家庭に入る、または仕事の負担を軽くする場合が多くあります。従って、多かれ少なかれ夫婦間で収入差が生まれる可能性もあるでしょう。すると、お小遣い制、家計先渡し、共同財布ではどうしても不平等感が生まれてしまいます。

お小遣い制では、収入が多い方、一般的には夫が不遇に感じてしまいます。家計先渡し、共同財布では、夫の方の裁量が増えるので妻の不安が大きくなります。出費項目パターンはケースバイケースなのですが、収入差と家計の負担額の差が埋まらない限り、夫婦間でバランスをとるのは難しく感じられます。

どちらかが折れて丸く収まればよいですが、お互いの気持ちを尊重したい場合はどのように取り決めればいいのでしょうか。

「ここは押さえておきたい」ポイント

家計のお金管理に決着をつけるために大切なポイントは、「今後の目標」「大切にすることはなにか」「どのような人生を送りたいか」など、人生においての共通の目的、ライフプランを考えることです。子どもを持つことを考えている、マイホームが欲しい、老後の余裕ある人生を送りたいなど、共通した目的があれば手段はそれほど重要ではありません。

資産形成を最短で行いたい場合、たとえば、財布を共同にして生活費を抑え、浮いた両者のお金は投資に回す方法もあるでしょう。子どもが欲しいのであれば、お小遣い制で消費を抑えて、子育て資金にするなどの方法が考えられます。

このように目的を共有することができれば、家計のお金管理で採用すべき方法がみえてくるのではないでしょうか。

お金のことは夫婦でよく話し合って

夫婦の間柄だからこそ、お金についての管理方法は2人でしっかりと話し合いましょう。目的のためにどれだけお金が必要なのか、ライフプランを考慮したうえで、目的を達成する手段として管理方法を選択してみてください。

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TEXT:マネチエ編集部
PHOTO:PIXTA

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