貯める 2017.06.16 SIMフリースマホでお得に! あなたに合う格安SIM5選

まだ、スマートフォンに月1万円近い金額を払っていますか? SIMフリー端末や格安SIMを組み合わせれば、携帯電話料金を今の半分にすることも可能です。よく分からないと思っていてもコツをつかめば大丈夫!ここでは格安SIMの特徴と選び方、料金を紹介します。

スマホを利用するために必要な「SIMカード」

私たちがスマホを使うためには、「端末」「インターネット回線」「SIMカード」の3つが必要です。これまではdocomoやau、SoftBankなどの大手キャリアがセットで販売していたので、購入の際に意識することはありませんでした。

しかしSIMフリースマホや格安SIMの登場により、それぞれをうまく組み合わせることで月額料金を格段に安くすることが可能になりました。

SIMカードとは、スマホや携帯電話で通話やデータ通信をするために必要なカードのことです。SIMフリー端末を手に入れてもそれだけでは使うことができず(*1)、SIMカードを装着することではじめて利用可能になります。SIMカードにはそれぞれIDが割り振られていて同じものは存在せず、いわば固有の利用権のようなものです。

(*1 : 正確には、SIMカード無しでもSIMフリー端末を自宅のWi-FiやフリーWi-Fiに接続すればインターネットへの接続が可能であり、ネットサーフィンなどを楽しむことができます。ただし、LINEやUberなどの電話番号認証が必要になるサービスは一部利用不可になることがあります。)

格安SIMが格安の理由は?

格安SIMとは、「MVNO(仮想移動体通信事業者)」と呼ばれる事業者によって提供されるSIMカードです。大手キャリアに比べて安い料金で利用できることから、格安SIMと呼ばれています。料金プランによっては月額利用料が現在の半分以下になることもあります。

格安となると気になるのが品質ですが、通信回線は大手キャリアのものを使用するので通話品質や通話可能エリアは従来と変わりません。メール(キャリアメールを除く)・アプリ・SNS・サイトや動画の閲覧などの機能はこれまで通り利用することができます。MVNOは自前の電波インフラを持たず大手キャリアから回線を借りてサービスを提供しているので、従来よりも安い料金を提示することが可能なのです。

2015年5月にSIMロック解除義務化がスタートしてから、MNP(番号ポータビリティ)に対応したプランが多数登場しています。これにより、電話番号を変えなくても他社に乗り換えることが可能になりました。「080」「090」の携帯番号だけでなく、「070」のPHSも対象です。つまり、SIMカードさえあれば、好きなSIMフリー端末を格安な料金で番号を変えることなく使うことができるのです。

SIMフリースマホ+格安SIMでスマホ代節約

格安SIMと同時におさえておきたいのが「SIMフリー」と呼ばれる端末です。SIMフリースマホは大手キャリアの端末と異なり、回線やSIMカードとは別に単体で購入することができるので、ショップでSIMロック解除をしてもらわなくても自分のSIMカードを装着すれば利用することができます。

格安のSIMフリースマホと格安SIMカードを組み合わせることによって、月額料金を安くすることができます。

SIMフリースマホはインターネットショップ、家電量販店、MVNOの店舗などで買うことができます。最近ではMVNO事業者が格安SIMカードとセットで販売することが増えてきました。あらかじめセットになっていれば使える端末がどれかを調べる必要がなく、料金も分かりやすいので、初めて格安SIMを利用する場合にはおすすめの方法です。

<SIMフリースマホが買える場所>

ジャンル主な販売場所
家電量販店ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機、エディオン
MVNOの実店舗Y!mobile、楽天モバイル、U-mobile、イオンモバイル、mineo
ネットショップMVNOの公式サイト、Amazon
レンタルショップ、スーパー等イオン、ゲオ

格安SIMの選び方

今や600社を超えるといわれているMVNO事業者から、自分に最適な格安SIMを選ぶのは大変です。選び方の切り口の例を紹介しましょう。

「音声通話機能付き」または「データ通信専用」

SIMカードには「音声通話機能付きSIMカード」と「データ通信専用SIMカード」があります。従来の携帯電話のように通話もデータ通信もしたいということであれば、音声通話機能付きを選択しましょう。

音声通話機能付きSIMであれば、通話・SMS・データ通信すべての機能が使えます。インターネットのみを利用したい場合はデータ通信専用SIMを選びましょう。iPadなどの元々通話機能の無いタブレット端末に使う場合や、スマホをモバイルWi-Fiルーターの代替として使いたい場合にはデータ通信専用SIMがオススメです。ガラケーと2台持ちする際に活用する人もいます。

料金プランのタイプ

格安SIMの料金プランは多種多様ですが、大きく分けて「月次」「日次」「段階制」「使い放題」の4つに分類できます。月次タイプは月単位で通信量を管理するもので、使いすぎると翌月まで低速になってしまいます。一方、1日ごとに通信量をリセットする日次プランでは、仮に使いすぎても低速になるのは翌日だけです。初心者には日次の方が安全かもしれません。

月によって通信量が大きく変わる人は段階制タイプにすれば、あまり使わない月の利用料を節約できます。動画やゲームなど大容量データを使うヘビーユーザーなら使い放題タイプがおすすめです。

 メリットデメリット
月次・日々の使用量が異なる人向き・上限を超えると翌月まで低速
日次・低速になっても1日で戻る・日々の使用量が異なる人には不向き
段階制・月毎に使用量が異なる人向き・気づかずにデータを使いすぎてしまう
使い放題・通信量が多い人向け・基本料金が高め

サポート体制

サポート体制が充実していると購入時の面倒な初期設定や料金体系の変更、トラブル対応時に助かりますが、格安SIM業者でユーザーサポートをしてくれる実店舗があるのはごく少数です。中には家電量販店の売り場に間借りする形で受付カウンターを設ける業者もいますが、多くはコールセンターかWebサイトが中心です。実店舗があるところも大都市に限られます。格安SIMでも手厚いサポートを希望する場合は事前にサポート内容を確認するのがいいでしょう。

回線の種類

MVNOは自前の回線網を持っているわけではないので、格安SIMはdocomo・au・SoftBankのいずれかの回線を間借りして通信しています。そのため、どの回線網を間借りしているのかも確認するポイントの1つです。

docomo回線を使うMVNOが全体の多くを占めているので、機種の選択肢が多いのはdocomoです。次に多いau、SoftBankは2017年3月にSIM市場に参入したばかりです。通信エリアは従来の通信網と同じなので、docomoが通じやすい地域に住んでいる人はdocomoを選ぶのがいいでしょう。

通信速度

格安SIMは通話品質と通信エリアに関しては大手キャリアと同等ですが、通信速度に関してはMVNOによって優劣があります。通信速度は通信設備や利用者数に左右され、特に午前9時ごろや午後6時以降は回線が込み合い遅くなりがちだと言われています。

各業者の公式ホームページには「ベストエフォート」として通信速度が公開されていますが、これはいわば理論上の数字になります。実際の通信速度の状況についてはスマートフォン関する調査を行っているMMD研究所をはじめとする調査機関が定期的に調査結果を公表しているので参考にしましょう。

スマホをお得に使える格安SIM 5選

代表的な格安SIM5選を紹介しましょう。

もっとも利用されていて初心者にも安心なのが楽天モバイルです。料金プランがシンプルで分かりやすく、月額基本料と端末と5分間通話し放題がセットになった「コミコミプラン」は機種と予算から選ぶだけなので初心者にも簡単です。申し込みから2カ月以内なら新端末へのデータ移行など各種サポートが無料で受けられるサービスもあります。月額料金や端末代の支払いで楽天ポイントが貯まり、楽天市場での買い物がずっとポイント2倍になるなど、楽天ならではのサービスも充実しています。ただし日常的に電話で話しをすることが多く、通話時間が長くなる人にとっては料金が高くなる可能性があります。

LINE、Twitter、Facebook、InstagramといったSNSアプリをよく使う人はLINEモバイルが良いかも知れません。主要SNSアプリの通信量が使用容量にカウントされない「カウントフリー機能」が特徴で、よく使うアプリごとに料金設定ができます。また、子供にスマホを持たせたいけど使い過ぎが心配、という場合にも向いています。契約者と使用者を分けて登録することができ、毎日どのくらい使っているかがマイページから確認できます。無料で使えるフィルタリングアプリもあるので、はじめて子供にスマホを持たせる際にも安心です。ただしプラン変更が容易でないため、契約の際は慎重にプラン選択するのが良いでしょう。

通話が多い人に向いているのはY!mobileです。1回10分以内の通話なら、回数制限や追加料金なしで通話料が無料です。長電話をするのでなければ通話料0円におさえられるのではないでしょうか。家族割引があるのも大きな特徴です。2回線目以降の基本料金がスマホなら月500円安くなります。また、月間の通信容量も家族同士でシェアできます。また、契約者は「Yahoo!プレミアム」の特典も適用されるので、Yahoo!ショッピングやLOHACOでの買い物でTポイントが5倍になります。通信回線網はSoftBankなので、SoftBankが通じにくい地域では使いにくいかも知れません。

イオンによく行く人は全国のイオン店舗で格安SIMを購入できます。イオンモバイルはサポート体制にすぐれており、故障修理受付や料金プランの変更、端末1週間無料貸し出しサービスなどのサービスをイオン店舗内のカウンターで受けることができます。最大4枚までデータSIMカードの追加が可能なため、データ容量を家族で分け合いながら使える点もイオンらしいサービスと言えるでしょう。

どのくらい使うのか分からない人に向いているのがnuroモバイルです。データ容量の変更が無料で、データ容量を1GB分上げても月216円しか変わらないため、プランの見直しがしやすいのが特徴です。注目されているのが1日5時間まで高速データ通信が使い放題の「時間プラン」です。動画やゲームなど高速データ通信が必要な時間が5時間以内なら、容量を気にせず使うことができます。ただし容量を分け合えるプランはありません。公式ホームページではおすすめの端末とプランを診断してくれる「かんたんプラン診断」があります。

サービス名

特徴

料金

回線

楽天モバイル

・シンプルな料金プランで初心者にも安心
・5分間通話し放題がセットになった「コミコミプラン」
・楽天ポイントが貯まる

3.1GB
月 1,600円

docomo

LINEモバイル

・SNSアプリをよく使う人向け
・子供に安心なサービス
・LINEポイントが貯まる

3GB
月 1,690円

docomo

Y!mobile
(ワイモバイル)

・1回10以内の通話が無制限で無料
・Yahoo!ショッピングやLOHACOでTポイントが5倍
・家族割引、実店舗あり

2GB
月 1,980円

SoftBank

イオンモバイル

・イオンの店舗で買える
・サポート体制が充実
・データを分け合えるなどファミリー層を重視

2GB
月 1,380円

docomo

nuroモバイル

・プランの見直しがしやすい
・1日5時間まで高速データ通信が使い放題
・「かんたんプラン診断」

3GB
月 1,720円

docomo

格安SIMは優先順位をつけて選ぼう

SIMロック解除がスタートし、格安SIMに参入する事業者は増える一方です。消費者は大手キャリアに縛られることなく幅広い選択肢から選べるようになりましたが、比較が大変になったのも事実です。

月額料金、端末機種、データ容量、データ通信速度、アフターサービス……など、格安SIMを比較する項目はたくさんありますが、まずは自分にとって優先度の高い要素が何かをあらかじめ知っておくことが大切です。

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TEXT:マネチエ編集部
PHOTO: PIXTA

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