貯める 2019.05.07 セールの『買ってはいけない』!こんなグッズにご用心

大きく気候のかわるシーズンの前には、大幅に商品の安くなる『セール』がつきもの。早いお店では季節が変わったかな、と思うようなタイミングで、次の季節のグッズが並ぶことも。ですが焦ってはいけません。セール版『買ってはいけない』にご用心!

偽りの【トレンドアイテム】

ファッションの場合、トレンドアイテムのセールには、安易に飛びつくべきではありません。そもそもトレンド・流行とはファッション業界が決めるものであり、本当に流行っているわけではないのです。

トレンドアイテムとして扱われるには、理由はともあれ『今、誰も身に着けていないこと』が必須条件──たとえ過去に流行った『今は流行遅れ』のアイテムだったとしても。ようは独自性があれば良いわけで、これが『流行はくりかえす』のカラクリなのです。なので「今年の流行らしいけど、自分はダサいと思う」という感性は、何一つ間違っていません。

ただでさえセールでは「期間中だけ」「再販なし」など煽りが多く、つい「買っておかなきゃ」と感じがち。本当に欲しいものがある場合以外は、セールには近づかないほうが無難でしょう。たとえ行っても流行品ではなく、普遍的な、翌年以降も身に着けられるものだけを買うようにしましょう。

逆に電化製品などの、流行とは関係のない型落ち品のセールは積極的に狙っていきたいところ。最新製品は値崩れしにい反面、中身は旧型のマイナーチェンジなことがほとんどです。よほど自分が必要としていた機能が追加されていない限りは、型落ち品をセールで買うのがお得です。

安くなっても、それ、本当に必要ですか?

いつでも買える、セールになっていない【小物】

190507_4

バッグや靴などの小物は、夏のセール時期と重なる8月中旬頃に新作が入ってくることが多いと言われています。これは、セールによる大幅な割引で低くなった利益を補うため、一年を通してコンスタントに売れる小物を並べ、利益を確保したいという理由があります。

セールに踊らされていると、つい安売りされていない商品に対してもお財布の紐が緩みがち。合わせ買いや、~万円以上のお買い物でさらに割引などなど、巧妙な購入導線が引かれていることも多々あります。

その場の判断では不必要なものを買ってしまうかもしれないので、一旦他のお店を見て回るなど、時間をおいて『本当に必要か』を考えるようにしましょう。
 

極端に安くなっている【売れ残り】

190507_2

セールの終盤になってくると、7割8割といった高い割引率の商品を見つけることもあるでしょう。そこまで安くなっていると「ちょっといいかも」程度のアイテムにも手が伸びてしまうことも。

しかしそれは明らかなです。販売側に立って考えると『そこまで安くしないと売れない』『安くしてでも売っておきたい』商品ということ。

もちろん本当に欲しかった物であれば、ただお得なだけですが、ほとんどの人が多少の値引きでは買わなかった商品だということは意識しておきましょう。どれだけ安くとも、使いにくいアイテムは無駄な出費になってしまいがちです。

買っても使わなければ【安物買いの銭失い】

元値から大きく割り引かれた商品は、なぜだか元以上に魅力的に見えてしまいます。しかし『安くなって、それでも売れ残っている』ものにはそれなりの理由があるはず。購入する場合は『安物買いの銭失い』にならないかを考えた上で、賢くセールを利用するように意識してみましょう。

TEXT:マネチエ編集部
PHOTO:PIXTA

マネチエでは身近なお金の話題をお届けしています
この記事を気に入っていただけたらフォローをお願いします!

ページトップ