貯める 2018.12.07 スマホ決済「LINE Pay」を使ってみた 簡単登録、送金やワリカンが楽々

街での買い物で、カードではなく、スマホに登録された電子マネーでの支払いサービスが増えています。さまざまな種類が入り乱れる中、国内最大級のSNSであるLINEも「LINE Pay」を提供しています。どのようなサービスなのか、実際に使っている様子を交えてご紹介します。

■LINE Payって何ができるの?

  • LINEでつながっている友人間での送金や割り勘が可能
  • お店の支払いで使える

LINEでつながっている友だちに送金できるので、食事会やお出かけで割り勘したお金を集金できます。またコンビニなどLINE Payに対応しているお店で支払いに使うことも。レジでスマホをかざして支払いができるうえに、LINEポイントまで貯まります。

LINE PayはクレジットカードではなくSuicaなどと同じプリペイド型の電子マネーです。銀行口座やコンビニなどでチャージが可能。LINE Payにチャージしたお金は手数料がかかりますが、銀行口座に出金できます。

■実際にLINE Payでお金をチャージしてみた

LINE Payは銀行振込、セブン銀行ATM、QRコードでのチャージ、LINE Payカードを使ってレジでチャージができます。「オートチャージ」を選んでおけば、設定しておいた最低残高を下回った時に、銀行口座から自動的に設定額がチャージされます。

LINE Pay

今回は銀行からLINE Payに入金することにしました。LINE Payには本人確認が要らない、誰でも使える「LINE Cash」と本人確認が必要な「LINE Money」の2種類があります。

LINE Payにお金をチャージするとまず「LINE Cash」になります。銀行口座や暗証番号を登録して本人確認すれば「LINE Money」となり、人に送金したり出金したりできるようになります。

LINE Pay

登録できる銀行はメガバンクだけではなく、地方銀行やネット銀行など数多くあります。自分の銀行口座を選び、金額を入力してチャージボタンをタップしましょう。LINEのパスワード認証が終わったらチャージが始まり、すぐに完了します。

■送金したら自分と相手のトークルームに表示される

実際にLINE Payを通じてお金を送ってみました。送金するにはLINEのウォレット機能で「送金」マークをタップ。金額を入力して「次へ」を押し、添付する画像を選び、メッセージを添えます。送金したら自分と相手のトークルームに以下のようにメッセージが表示されます。

LINE Pay

■気になる割り勘機能も使ってみた

割り勘機能は、飲み会などで自分が建て替えた金額を頭数で割って請求できる機能です。誰かが全額立て替えたらLINE Payの「割り勘」をタップし、みんなに「払ってほしい」とお願いします。割り勘をタップしたら自分を含めてメンバーを選びます。

LINE Pay

合計金額を入力して「次へ」を押したら、それぞれの支払い額が自動的に算出されます。メッセージとイラストカードを選び「割り勘」をタップすると、お願いが完了します。

LINE Pay

■LINE Payにはカードがある

LINE PayカードはJCBの決済機能を利用したプリペイドカードです。スマホがなくてもチャージ分がそのまま利用できます。JCBカードが使えるお店なら決済できます。カードで支払いをすると、スマホにも通知され、チャージ額が減ったことも確かめられます。またLINE Payカードを使って、セブン銀行ATMやコンビニでチャージできます。

LINE Pay

■ポイント制度「マイカラー」

LINE Payは使用頻度に応じて「マイカラー」が決まります。最もポイント還元率の高いグリーンから、ブルー、レッド、ホワイトまで4種あり、送金や決済に使えば使うほど、翌月のカラーがよくなる仕組み。グリーンの還元率は2%。以下ブルー1%、レッド0.8%、ホワイト0.5%となっています。なお1ポイント1円相当で使えます。

■LINEの友達を誘うとより便利になる

実際に使ってみての感想は、割り勘機能が便利ということ。飲み会などの後に「おつりがないから今度ね!」ということが減る気がします。LINE Payはほかにも、請求書の支払いや韓国ウォンの両替ができる機能もあり、今後もより便利になっていきそうです。友だちがLINE Payを使っていれば送金やワリカン機能が使えます。仲のいい友人を誘ってみるといいかもしれませんね。

TEXT:マネチエ編集部
PHOTO:PIXTA

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