編集部 2017.02.10 フジロックを楽しもう!3日間でかかる費用はいくら?

2018年のFuji Rock Festival開催が発表されました!Summer SonicやRock In Japanは行ったことがあるけど、フジロックはちょっとハードルが高くて…。という人も多いのでは?ということで今回は、参加常連のマネチエ編集部的「フジロックにかかるお金」についてお届けします。

※本記事はマネチエ編集部の経験・体験に基づいた内容になっております。記載してある金額は一部正確さを欠く場合がありますので、正しい金額情報についてはオフィシャルサイト等でご確認願います。フェスの楽しみ方は十人十色。1人のフジロッカーの例としてご覧ください。

さぁ、フジロックを楽しもう!

ひとえにフジロック参加と言っても参加の仕方はいろいろ。1日だけ行く人もいれば、前夜祭からフル参加する人も。今回は前夜祭無し、金曜日から日曜日までの3日間、テントサイト宿泊の場合を想定して、1人あたりの金額を算出してみました。

チケット代:43,000円 (2017年の場合)

2017年は3日通し券が43,000円ですが、早割(2017年は受付終了)だと36,000円と7,000円もお得。海外の大物アーティストが多数出演するフェスにあって、3日間で10アーティストでも見ようものならば、1アーティストあたり4,300円で見られるわけです。単独来日公演だと6000円はしてしまうところ。今年のヘッドライナー、Björkの前回の単独来日公演チケットなどは1万円以上する券種もあったほど。そんな海外アーティストのライブが、国内アーティストの相場と大体同じ3000円~4000円で見られてしまうのです。なので、早割でチケットを取れなかったとしても、定価で十分良心的な価格設定だと毎年感謝しています。

ちなみに早割は、金銭的な面でもお得なのですが、もう一つ大きなメリットがあります。それが、「入口に近い場内駐車場が取れる可能性が高い!!」ということです。フジロックの駐車券には駐車場指定があります。「場内1」「場内2」「白樺」「浅貝」など、金額はどの駐車場でも同じなのですが、圧倒的に違うのが会場までの距離!会場入り口まで徒歩5分もかからない「場内1」の駐車券が取れようものならば、圧倒的な勝ち組感を味わえます。一般発売のチケット(3日通し券)になると、駐車券が白樺駐車場になる可能性が高く、会場入り口まで20~30分程度歩く場所になります。

■チケットの買い方

例年、1月の半ば以降に早割の申込が始まります。早割チケットを手に入れるには、フジロックを運営するSMASHの会員向け先行販売(先着)、e+などのウェブサイトからの一般の申込(抽選)、店舗販売のいずれかの方法になります。それぞれの申込時期がズレているので、早割チケットを入手できるチャンスは最大で3回あります。

多くの方は一般の申込で抽選になると思いますが、この倍率がなかなかに高い!編集長氏の実績では、過去10回ほど申し込んで当選したのが2回ということだそうです。そのため、同行予定の方が複数名いる場合は、みんなで同種の早割チケットに申し込んで当選確率を上げ、なんとか早割チケットをゲットする、という方法もアリでしょう。

もし複数名で申し込んで、2人以上の人が当選してしまっても、早割チケット、特に駐車場券付きであればお譲りする相手は割と簡単に見つけられると思います。重複当選した場合は、余剰分を購入金額のまま友人・知人に譲って、お礼に会場内でビールやご飯を奢ってもらえば、みんながお得でハッピーになれますよね。

※チケットの高額転売はNGです!

なお、チケットは代金支払い後、開催が迫った7月の前半ごろに郵送で送られてきます。

交通費:15,000円

自社内のフジロッカー達に話を聞いてみたところ、「車で行く派」と「電車で行く派」が半々。車で行ったことがある人は「車の方が良い!」と言う傾向です。

出発する地域にもよりますが、東京発の場合、それぞれのメリットとデメリットは以下のとおり。

■「電車」で行くメリットとデメリット

≪メリット≫
・レンタカーよりは交通費が少し安くなる。特に青春18切符を使って鈍行で行くとより安上がり。
≪デメリット≫
・越後湯沢駅から会場(苗場スキー場)までのシャトルバス待ちが面倒。
・荷物の運搬が面倒。

1日だけの参加で、割と軽めの装備で行く場合などは電車でサクッと行ってしまう方が断然楽だしお得です。荷物の運搬は、先に宅急便でテントなどを送っておく、という方法もあります。

■「乗用車」で行くメリットとデメリット

≪メリット≫
・道中、出演アーティストの曲をかけたりしながらみんなでワイワイできる。
・帰りに温泉やご当地の飲食店に寄り道しやすい。
≪デメリット≫
・レンタカーだと電車よりも少し高い。

4~5人乗りのレンタカーの場合、1人当たり、高速料金・燃料費込みで7000円~8000円程度はかかりますし、駐車場代(9,000円/3日) もかかるので、費用的には少し高めになります。自家用車の場合は逆に安くなりますね。

ちなみに余談ですが、マネチエ編集長曰く、「おれは絶対、車で行く派!」だそうです。なぜか?以下、編集長談。

マネチエ編集長談(30代・男性)

いつも行くときは3日間キャンプサイトでテントなんだけど、毎朝ちょっと離れた健康ランドまで行くんだよ。
キャンプサイトにもシャワーとかあるし、温泉街だから近くに銭湯とかもあるんだけど、すごく混むんだよね。車で10分くらい行ったとこですら、洗い場に入るまでに行列ができてるくらい…。
それが嫌だから、フジロック期間中は毎朝、越後湯沢駅の方まで車で下りて、「ゆざわ健康ランド」っていうとこまで行くんですわ。1回1,000円、タオル付き!
で、前日の汗を流して歯磨きとか顔洗ったりトイレ行ったりなどなど、身支度整えて、ちょっと畳の上でくつろいで、その日一日を楽しむ準備を整えるのが気持ちいいんですわ。
まぁ、その日のRed Marqueeのトップ出演者とかは見れなくなっちゃうんだけどね。

なるほど、そういう楽しみ方もあるんですね。

さて、交通手段ですが、実は他にも方法はあります。それは「ツアーバス」!

■「ツアーバス」で行く

意外と盲点でした。実はこれ、かなり良いんじゃないか、と昨年気づいたのです。ツアーバスには、会場すぐ近くの専用駐車場までノンストップで行けるプランもあります。さらに、限定500張ですが、ツアーのお客さん専用キャンプサイト「Pyramid Garden」に泊まれるプランがあるのです!「Pyramid Garden」 は通常のキャンプサイトよりも少し会場から遠いのですが、テントを張れる場所が平坦!!良い。すごく良い!特に初めてのフジロックには最適なのでは?と思いました。

ということで、交通手段は他にもバイクで行ったり、フジロックに行かれる同地域在住の方を探して相乗りさせてもらう、などの方法もありますが、だいたい多めに見積もって、東京からだと往復で15,000円程度と考えると良さそうです。

宿泊費:3,000円

さて、編集長は先述のとおり「キャンプサイトでテント派」だそうですが、宿泊にもいろいろな選択肢があります。苗場プリンスに泊まる人もいれば、素泊まり5,000円くらいの宿に泊まる人もいますし、キャンプサイトならば3日間で3,000円。費用面ではテントサイトが圧倒的に経済的!

ただ、テントサイトは平坦な場所が少ないスキー場の斜面に建てることになるので、快適に眠れるというわけではありません。編集長曰く「しっかり遊んで疲れ切ってればどこでも寝れる!」だそうですが。またテントの場合、朝から晴天だと、7時くらいには直射日光でテント内が蒸し風呂状態にもなります。暑すぎて半ば強制的に起こされます・・・。(ただ、テントの外に出た時に感じられる爽やかな風は最高。ものすごく気持ちいい!)

なので、費用を抑えるならばキャンプサイトがオススメ。テントを持っていない場合は買うかレンタルする必要があるので、少し費用がかさみますが。もしくはテントを持っている友人に借りるなどの工夫の余地もありますね。

■キャンプサイト内のおすすめポジションは?

先述のツアーバス限定のPyramid Gardenですが、2017年からテントに「テント設置許可証」を付けていない無認可テントが移動を促されるようになりました(まあ当たり前なんですけど)。そのため、テント泊のベストポジション確保を最優先したいのであれば、ツアーバスで行くのが一番の方法です。

基本的にはキャンプサイトの入口から近い方がテントの運搬や設営が楽です。ただ、そのあたりは人気スポットなので、前夜祭から行かないと場所の確保は困難!選択肢としては大きく下記の4パターンに分かれます。

  1. 前夜祭から参加して良い場所をとる。
  2. キャンプサイトの入口から比較的近いけれど、傾斜のきつい場所をとる。
  3. キャンプサイトの入口からは遠いけれど、傾斜が緩く、ゆったりとした場所をとる。
  4. 女性のみでの参加ならばレディースサイトも。(こちらは前夜祭からの参加でなくても取れる場合がある)

ちなみに2017年、マネチエ編集長氏が[3]を選んだ感想は以下の通りです。

マネチエ編集長談:2017年体験談キャンプサイト編

結局キャンプサイトの一番左上、Eサイトにテントを張ったんだけど、いやーつらかった!とにかくEに行くまでの道のりがツライ!!
男2人で、四輪のキャリーカートに荷物積んで登ったんだけど、道中、あまりの急勾配っぷりに、久しぶりに膝から崩れ落ちたもんね。肺が破けるかと思った。軽く、ビルの1階から10階くらいまで、荷物担いで階段で上がるようなイメージ。軽装だったら全然余裕で登っていけるんだけど、とにかく最初にテントとかを運ぶときがとにかくしんどい。
ただ、着いてからはスペースも割と空いてるし、傾斜もなだらかだから、すごく快適に過ごせたけどね。

ということで、一刻の辛さと休息時の快適さを天秤にかけて判断する必要がありそうです。

持ち物:20,500円

初めてフジロックに参加する場合には、新たに用意する必要があるものが結構あります。今回は、いくつかピックアップして紹介します。

【準備するもの】
・雨具 <必須>
・防寒着 <必須>
・携帯イス <推奨>
・テント <キャンプサイト宿泊の場合、必須>
・寝袋 <キャンプサイト宿泊の場合、推奨>
・キャリーカート <キャンプサイトの場合、推奨>

会場は山なので、天気が変わりやすいため、雨具は必須です。会場内での傘の使用は禁止なので、防水のウインドブレーカーや合羽、ポンチョなどを携帯する必要があります。また、夜は結構寒くなるので、防寒着も必須! そのため、防寒具兼雨具にもなって、携帯できるものを持っていくと非常に良いです。(10代のころは100円ショップの安合羽でも良かったんですが、今はムリ。)

また、雨が降ると地面がドロドロになる場合があるため、ちょっと一休みしたい時のために折りたたみイスを持ち歩くこともオススメです。安いものならばホームセンターなどで1,000円程度で購入できるので、一人一脚持ち歩くと良いと思います。ちなみに靴は雨に強い長靴や、汚れて捨てても良いくらいの歩きやすいスニーカーなどが良いと思います。雨が降らなくても、土で汚れるのは間違いないので。ちなみに私の友人は長靴代わりに、普通のスニーカーに被せて履けるビニール雨除けを使っていました。100円ショップで売っているそうです。そういった選択も費用節約を考えると悪くないかもしれないですね。

寝袋は、気温12度程度に対応できる安めのものでも大丈夫とのこと。これも2,000円弱で購入できます。

テントや寝袋を持ち込む際にはキャリーカートがあると便利です。駐車場からキャンプサイトにたどり着くまで、10分以上歩くことになりますし、キャンプサイト内でもテントを立てる場所が出入り口から離れてしまうとさらに10分以上、坂道を登ることになるので、キャリーカートがあると非常に楽です。なお、ポイントは「車輪が大きいものを選ぶ」こと。車輪が大きい方が地面の凹凸に対応でき、安定してものを運べます。新たに買うならばだいたい3,000円くらいでしょうか。

準備するもの金額
雨具10,000円
防寒着0円
折り畳みイス1,000円
テント5,000円
寝袋1,500円
キャリーカート3,000円

 

ということで、合計すると20,500円程度かかる計算になります。ただここは友人に借りたり、安いものを探し出すなどでいろいろとコストダウンできるポイントなので、工夫次第ですね。

■雨具の重要性を痛感した2017年

2017年のフジロックは豪雨に見舞われる時間帯が多く、終始雨具が手放せない状態でした。特に2日目の夕方ごろに降った大雨によって、体温を奪われて早々に宿に戻る、という人が続出。あらためて防水性と防寒性の高い雨具が重要!ということを痛感させられました。

フジロックフェスティバルでは、長時間を野外で過ごすことになるため、雨が降ると必然的に長い間雨にあたることになります。そのため、ちょっとやそっとの防水性では、雨水が内側に浸水してくるとともに、気温の低下も相まって想像以上に体温が奪われます…。思わず西野カナさんの楽曲を口ずさんでしまうほど震えます。

そのため、値段が高ければ良いというわけではないですが、雨に負けたくないのであれば、なるべく防水性・撥水性が高くしっかりとした雨具を持っていくのがオススメです。

(なお、わたしは大雨が降った時間帯、Field Of Heavenという場所にいたので、隣にあるステージOrange Cafeの屋根付きの場所に避難。幸いなことに割と元気な状態で雨をやり過ごせました!)

飲食費:18,000円

場内に並ぶ露店の食べ物はとても美味しいです。自信をもって言えます。数多あるフェスの中でも1・2を争う美味しいご飯が食べられるのも大きな魅力ですね。広い会場を歩き回ることもあって、おなかが減るのは当然。また、日中は暑くなるので水分補給は欠かせません。

ということで、私の場合の飲食費は下記のような感じになります。

1日あたり。
・ドリンク代(アルコール/ノンアルコール含む):500円/1杯 × 6杯くらい
・食費:500円 × 6食くらい
で、合計6,000円、3日で18,000円程度。

ちなみに私はここ数年、会場内に入ってからの1食目は決まって”鮎の塩焼き”500円と、”生ビール”500円でカンパイです!

こう見てみると、飲食費に結構お金使ってるなあ、ということも思うのですが、腹が減っては戦はできぬ、とでもいいますか、しっかりエネルギーを補充して楽しむのが最善ということで、必要経費ですね。

その他:プライスレス?

そのほかにも会場には、山頂の高原に行ける「ドラゴンドラ」というロープウェイ(有料)があったり、グッズの販売があったりと、楽しい要素がたくさんあります。

また、3日間参加する場合、7月27日(金)と7月31日(月)に有給休暇を取得する人も多いのではないでしょうか?2日間お休みを取得して楽しむ間、職場の同僚の方々はお仕事をされていると思いますので、新潟のお土産を買って帰るのも重要です。お土産をもって職場の方々に感謝の気持ちを伝えつつ「フジロック楽しかったです!」と言っておくと、翌年も、「有給休暇使ってフジロック全力で楽しんできます!」と宣言しやすくなります。

はじめてのフジロックにかかる合計金額:99,500円

費目金額
チケット代43,000円
交通費(東京からの場合)15,000円
宿泊費3,000円
持ち物20,500円
飲食費18,000円

 

ということで、合計で99,500円あれば、はじめてのフジロックも楽しんで過ごせる、というのがマネチエ編集部としての見解になります。

実際にはチケットを早めに購入するなどでもう少し安価に収まるのですが、ひとまず10万円程度を目安に、お財布の準備をしてみてはいかがでしょう?「高い!」と思うかもしれませんが、世界でも有数の音楽フェスたるフジロック。海外フェスに参加するよりも断然お得で、同等に最高に楽しい体験ができるはずです。

さぁ、Fuji Rock Festival開催まであと半年強。貯金もしつつ、音楽配信サービスで予習も抜かりなく!しっかり楽しむ準備を整えましょう!

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