増やす 2016.10.14 将来に備えて収入の柱を増やす、副業とは?

本業とは別に収入を得る仕事=副業。たとえば、ロート製薬では、一定の条件のもと、兼業を認める「社外チャレンジワーク制度」を制定。2016年3月に行われた経済財政諮問会議では「名目国内総生産(GDP)600兆円」の達成策のひとつとして「会社員の兼業・副業促進」提言が出されるなど、働き方が多様化している近年、会社員の副業に注目が集まっています。

副業をはじめる前に確認しておきたいこと

「副業」とは本業以外で収入を得ることです。公務員の副業は、国家公務員法103条(私企業からの隔離)や地方公務員法38条(営利企業等の従事制限)によって原則禁じられていますが、職務に影響のない場合や営利性の低い副業については例外的に認められています。

一方、会社員の場合は、法律での規定は特にありません。ただし、就業規則や雇用契約書で副業を禁止していたり、本業以外の仕事に従事することを控えるよう明記していたりする場合があるので確認が必要です。投資や家業の手伝いは副業にあたるのか・あたらないのかなど、どこまでを「副業」に含めるかについても会社ごとに違いがあります。

副業を考える際は、まず会社の就業規則を確認し、副業がどのような扱いになっているのかを調べておきましょう。また懲戒処分を受けないためにも、本業で知りえた情報や技術を流出する副業は絶対に避けること、副業に従事する時間が増えて本業がおろそかにならないよう気を付けることが大切です。

税金の支払いはどうするの?

必要経費を差し引き、20万円以上の所得があった場合は「確定申告」をする必要があります。確定申告は、毎年2月16日~3月15日の間に税務署で行います。営利性・有償性・継続性・反復性がある場合は「事業所得」として、それ以外は「雑所得」となりますが、迷った場合は税務署に相談することをお勧めします。

会社員にも可能な副業(1)――ネットオークション、アフィリエイト

ネットオークションや、ブログなどで情報を発信し広告収入を得るアフィリエイトなどインターネットやスマートフォンアプリを介して行う副業は、好きな場所や時間ででき、最小限のコストで始められるため、忙しい会社員にも手軽にできると人気を集めています。

ネットオークションの最大のコツは「安価で仕入れ、高値で販売する」こと。アフィリエイトは読者が求める記事をつくる企画力とマーケティング感覚が必要不可欠になります。いずれも売りたい商品へユーザーをいかに誘導していくか。各社サイトの特徴を調べ、登録するといいでしょう。

会社員にも可能な副業(2)――不動産投資

マイナス金利の導入や消費税増税の延期もあり、注目を集めているのが「ミドルリスク・ミドルリターン」の不動産投資。

具体的には銀行から融資を受けて不動産を購入し、入居者からの家賃で利益を得る方法です。株式投資などと異なり、特別なスキルや能力は必要なく、入居者さえいれば、毎月家賃収入が見込めますが、投資額が大きいだけにリスクをしっかりと理解し、慎重に行う必要があります。

入居者が確実に入ってくれる立地や間取りを検討するのはもちろん、資産価値の下落や、ローン金利の上昇の可能性なども頭に入れておくことが大切です。親から受け継いだ資産や不動産がある、といった場合には検討してみるのもよいでしょう。

本業と副業の2本柱で将来に備える

会社員でも比較的はじめやすい副業を2つ紹介しましたが、どんな副業がよいのかは、個人の資質や会社の規定によっても異なります。手芸や裁縫が得意などの特技があれば、自分の作品をハンドメイドマーケットで販売するなど、それを生かした副業も考えられます。

いずれにしても「副業」というからには、あくまで本業に支障が出ないように行うようにしましょう。将来のリスクヘッジを考えると、副収入は「第2の柱」にもなり、安心にもつながります。週末や夜などの空いた時間を活用してできること、あまり手間をかけずにできることが大切です。

また、最近では民泊のホストとして自宅の部屋を間貸しし、海外からの訪日観光客をもてなしつつ異文化コミュニケーションを楽しむ、という人もいらっしゃいます。楽しみながら実践できることが何より大事ですね。

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TEXT:マネチエ編集部
PHOTO:PIXTA

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