学ぶ 2016.12.21 初心者必見! 株の始め方・基礎知識

日々、経済ニュースで株価の変動が報じられますが、あらためて「株って何?株価はどうして動くの?」と問われると、なかなか説明できませんよね。毎日のようにTVや新聞で目にする株の基礎知識を今一度、整理しておきましょう。

そもそも「株」とは?

会社が新しくビジネスをはじめるとき、自社の収益以外に資金を調達しなければならないケースがあります。この「お金が足りないから、集めてくる」ために、会社は金融機関から借金をしたり資金を募ったりします。「株」は、会社が市場から直接、資金を調達するために発行される「有価証券」で、株式会社の法人格をもった会社が発行できます。

株は会社の業績が上がれば、値段も上がり、その株を売ってほしいという人も増えます。売った差益を手に入れられますし、株を持ち続ければ配当金を受け取ることもできます。また、株主優待で割引や優待のサービスを受けられることもよく知られていますね。

一方で、業績が悪化すると株価も下がります。これは会社単体に原因があることも、国内外の政治や経済情勢によって影響を受けることもあります。

証券取引所と上場について

日本でもっとも大きな証券取引所は東京証券取引所(東証)で、名古屋、福岡、札幌にもあります。ここでは東京証券取引所の東証一部、東証二部、ジャスダック、マザーズについて詳しくみていきましょう。

・東証一部

国内トップクラスの企業が上場できる市場です。株主数、流通株式数、時価総額、純資産、利益、設立年数などの厳しい条件(上場基準)をクリアしなければなりません。東証一部に上場すると知名度が抜群にあがり、資金調達がしやすくなる上に社会的な信用も高まります。

・東証二部

一部より少し条件が緩く設定されている市場で中堅企業が多く上場しています。東証に新規上場したい会社はまず二部への上場申請をすることが多いです。二部から一部への変更も条件を満たせば実現します。

・ジャスダック(JASDAQ)

元は大阪証券取引所が運営していました。新興市場でベンチャー企業が多く存在し、すでにある程度の成長を遂げて今後も見込みのある会社が属する「スタンダード」と、将来性の高い発展途上の会社が属する「グロース」に分けられています。

・マザーズ

こちらも新興市場で、ベンチャー企業が多く上場しています。株式を公開するときに赤字や債券があっても成長性の高い理由を明示して、いくつかの条件をクリアすれば上場できます。

株の買い方

国内の証券取引所では、午前9時から11時30分、午後12時30分から3時までの間に株、社債、国債を取引できます。しかし、ここでは会員として認められた証券業者しか取引ができません。そのため、投資家は証券会社を通じて売買をします。購入ステップは大きく3つです。

(1) 証券口座を開く

株は証券会社に口座を開くことで売買できるようになります。銀行口座をつくるときと同じように身分証明書と印鑑があれば開設できます(※)。老舗の証券会社からオンライン証券会社まで、多くのなかから自由に選ぶことができます。簡単に自分のペースで始めてみたい人には、ネット証券がおすすめです。

※最近では証券口座開設のためにマイナンバーの提出も必須となっています。(2017年7月10日:編集部追記)

(2) 口座に入金する

証券口座にお金を入れます。口座にお金が入っていないと株を買うことはできません。株を買うためのお金のほか、売買手数料がかかりますので少し余裕を持って入金しておくのがよいでしょう。

(3) 株を買う

買いたい株を選び、証券会社にどの株を何株買うのかの注文を出します。

証券会社が株購入の流れを細かく紹介しているサイトもあります。参考にしてみてください。

大儲けも大損も紙一重、と敬遠しがちな株ですが、株での「投資」と一発勝負の「投機」は似て非なるものです。これから株をはじめる人は、ぜひ自分が好きな会社を応援するための投資を考えてみるとよいでしょう。

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