貯める 2016.12.22 1カ月の貯蓄額の目安は、手取り月収の〇%!?

貯蓄の基本は、毎月無理のない金額をコツコツ貯め続けること。お金は「余ったら貯めよう」と思ってもなかなかうまくいかないので、収入が入った段階で先取りしてしまう先取り貯蓄が確実な方法といえます。手取り月収からどれくらいの金額を先取り貯蓄に回せばいいのでしょうか? 

最低でも手取りの10%は貯蓄に回すのが理想

手取り月収の何パーセントを貯蓄に回すかは、家族構成や暮らし方など、ライフスタイルによっても異なりますが、最低でも10%は貯蓄に回すのが理想です。

たとえば、会社員の場合は自己都合で退職すると、失業保険は3カ月の給付制限期間が終わらないと受給できません。また、自身が万一病気や事故で働けなくなったときの当面の生活費として、手取り月収の3カ月分くらいは貯蓄を確保しておくと、当面はお金のことを心配せず、治療に専念することができます。

毎月、手取り月収の10%を貯蓄できれば、10カ月で1カ月の月収分を貯めることができ、1年以内に月収分以上の貯蓄をすることが可能になります。つまり、2年半で3カ月分の月収分を貯めることができ、ボーナスから少しでも貯蓄に回せれば、さらにその期間を短縮することが可能です。

仕事を辞めて無給になったり、病気などで働けなくなったりといったリスクに備えるためにも、毎月手取り月収の10%は貯め続け、まずは「手取り月収3カ月分の貯蓄」をなるべく早く確保するのを目標にしましょう。

ケース別の貯蓄割合の目安

次に、ケース別に貯蓄割合の目安を見ていきます。

  • 独身で一人暮らしの場合:手取り月収の10%
  • 独身で実家暮らしの場合:手取り月収の30~40%
  • 自営業やボーナスのない働き方をしている場合:手取り月収の15%~20%
  • 子どものいない共働き夫婦の場合:手取り月収の20%
  • 小さな子どものいる共働き夫婦の場合:手取り月収の10~15%

家賃や食費、光熱費、ファッションやコスメ代など、すべてを1人でやりくりしなければならない1人暮らしの女性は、手取り月収の10%を貯蓄目標にしましょう。1人暮らしをはじめたばかりの人は最低でも5%の貯蓄を目標に頑張り、日々の生活に慣れてきたら10%を目指すといいでしょう。

独身でも、家賃や光熱費の支払い負担がない実家暮らしの場合は、手取り月収の30~40%を目標に貯めたいところ。結婚後も、自分名義の貯蓄があると精神的に心強いので、「今が貯めどき」と心得て、貯蓄に励むのが正解です。

自営業者や契約社員、派遣社員など、ボーナスのない働き方をしている人は、ボーナスでガッチリ貯められない分、月々の貯蓄を底上げしておく必要があります。手取り月収の15~20%は貯蓄に回すのが理想です。

子どもがいない共働き夫婦は貯蓄しやすいライフスタイルといえるので、手取り月収の20%を目標にしましょう。子どもがいる共働き夫婦は、子どもが成長するほど教育費負担が増えて貯蓄がしづらくなるので、子どもが小さいうちは手取り月収の10~15%を貯蓄目標にして、やりくり計画を立てるといいでしょう。

一定の貯蓄比率を維持できる人がお金を増やせる

ここで紹介している貯蓄割合の数値目標はあくまでも最低ライン。生活に余裕がある場合は目標の割合以上の貯蓄を目指しましょう。

独身女性の場合は自分を磨くためにある程度お金を使うことも大切ですが、それは毎月、最低限の貯蓄をきちんと確保したうえでの話。手取り月収の10%を貯蓄することが難しい場合は、服やコスメ代、外食費、交際費、通信費など、自分が明らかにお金を使いすぎている費目をチェックし、月の予算の上限を決めることが重要です。

手取り月収がどれだけ多くても、毎月散財してしまえばお金は貯まりません。毎月一定比率の先取り貯蓄をコツコツ続けられる人こそがお金を増やせる人であり、今後起こり得るさまざまな経済的リスクに対応できる人といえるのです。

財形貯蓄などの先取り貯蓄方法や、ネット銀行の自動入金サービスなども活用すると、手間なくスマートに実践できるので、まずは検討してみてはいかがでしょう。

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TEXT:マネチエ編集部
PHOTO:PIXTA

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