貯める 2016.10.12 「先取り貯蓄」で賢くお金を貯める方法3つ

貯蓄の基本は、「先取り」です。「節約して余ったお金を貯蓄に回そう」なんて思っていると、ついつい無駄遣いをしてしまい、なかなか思うようには貯まりません。毎月のお給料のなかから決まった金額を先に「貯蓄分」としてプールしてしまい、残りのお金で生活費をやりくりするのが貯蓄を成功させるコツです。

この「収入-貯蓄=生活費」というルールを徹底すると知らないうちにお金を貯めることができます。具体的な方法を3つ紹介します。

【1】貯蓄計画を立てよう

節約や貯蓄に関する書籍などには「手取りの10~20%程度を目安に」と書かれていることが多いようですが、毎月、どのくらいの金額を貯蓄に回せるかは、収入や家族構成、都心か地方かなどによって大きく異なります。無理な金額を設定して挫折してしまっては元も子もありません。これなら続けられそう、という範囲の金額にするとよいでしょう。

具体的な目的があると、やる気もわき、いつまでにどのくらい貯めればよいかも明確になります。5年後、10年後の自分がどうなっていたいかを考え、家を買いたい、車がほしい、学校に通って資格をとりたいなど、「○○したいから○歳まで○○○万円貯める!」といった目標を決めるのもおすすめです。そのためには、毎月いくらずつ貯める必要があるのかを割り出し、貯蓄計画を立ててみましょう。

【2】「天引き」を活用する

「先取り貯蓄」のためにはまず、貯蓄用口座をつくりましょう。給与が振り込まれたら即座にこの口座に貯蓄分を移し変えてしまうのです。もちろん、毎月手動で作業を行っても構わないのですが、うっかり忘れたり面倒になったり……ということも考えられます。そこで、給与天引きなど、毎月決まった額が自動的に先取り確保される仕組みを取り入れてみましょう。

給与天引きの方法としては、以下の2つがあります。

財形貯蓄

毎月給与から天引きで金融機関に積み立てを行う制度。「一般財形貯蓄」「財形年金貯蓄」「財形住宅貯蓄」の3種類があります。

「一般財形貯蓄」は、貯めたお金の使い道に制限がなく、貯蓄開始から1年経てば、払い出しも自由にできるので普通の預貯金のような感覚で利用できます。「財形年金貯蓄」は老後資金、「住宅財形貯蓄」はマイホーム購入資金とその用途に制限が設けられていますが、税制上の優遇措置があるなどのメリットがあります。

(参考:会社員なら知っておきたい、3種類の財形貯蓄 | マネチエ

社内預金

福利厚生の一環として、毎月給与から天引きで会社に預金を行う制度。利率の下限が0・5%と、高めなのが特徴です。自由に引き出すことができますが、管理しているのは会社のため、勤務先が倒産した場合などには返還されない可能性もあります。

ただし、上記の方法は、勤務先企業がその制度を導入していなければ利用することができません。まずは自分の勤務先に確認してみてください。

【3】自営業・フリーランスの人は自動積立定期預金を活用

勤務先に財形貯蓄や社内預金が導入されていない場合や、自営業、フリーランスの人は、銀行の自動積立定期預金を利用するとよいでしょう。

これは、毎月指定した日に指定した金額が指定口座から定期預金に振り替えられる仕組みです。金融機関で申し込みを行い、誰でも気軽にはじめることができます。引き落とし日を給与振込日の翌日に設定しておけば、給与天引きと同じ感覚で先取り貯蓄ができるはずです。

無理なく、賢くお金を貯めるには、まずは毎月いくらを貯蓄に回すのかを決めること。そして財形貯蓄や社内預金、自動積立定期預金など、決まった額が毎月自動的に先取り貯蓄できる仕組みを利用することが大切です。

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TEXT:マネチエ編集部
PHOTO:PIXTA

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