備える 2016.10.19 貯蓄の準備は大丈夫? 人生に必要な金額をシミュレーション

人生のステージでは、大きな出費を伴う結婚、出産、教育、住宅、老後といったシーンにいくつも遭遇します。ご自身のライフプランに合わせて、「これからいくらお金を用意しておけば良いのか」について把握し、余裕をもった人生のための貯蓄をはじめましょう。

結婚と新生活にかかる費用は500万円弱

まずは結婚準備~結婚初期から考えていきましょう。

  • 結納・婚約~新婚旅行まで 482.2万円
  • 新生活準備 76.5万円

結婚の各種セレモニーや新生活準備は個人差が大きいイベントではありますが、目安となる総額を知ることができます。結婚が決まってから結納、挙式、披露宴、新婚旅行までの結婚にかかる費用総額の平均は482.2万円(ゼクシィ結婚トレンド調査2015調べ)と言われています。

また、新生活準備に関しては、引越し費用や家具の新調などで総額76.5万円ほど必要というデータがあります(リクルートブライダル総研 新生活準備調査2015調べ)。

妊娠・出産費用は約50万円~

妊娠から出産までには、妊婦健診、分娩・入院、妊婦や赤ちゃんのための用品購入などにお金がかかります。保険がきかないため、費用にはかなり幅がありますが、約50万円~が目安。近年、大変充実している公的な助成金や補助制度を使えばかなり負担は減りますが、妊娠中には何があるか分かりません。突然の入院や緊急帝王切開で、一時的な出費がかさむケースもあるため十分な備えが必要となります。

大学までの教育費は1人につき1,000万円~

一般的に「1人あたり1,000万円」かかると言われる教育費ですが、公立・私立の組み合わせによって大幅に変動します。

しかし、子どもの教育費用に関しては、必要となる時期がはっきりと分かっているため、先を見越して早めに準備しておくのがポイントです。子どもが生まれたら学資保険に入るなどして、計画的に貯蓄をはじめましょう。

マイホーム購入は2,000~4,000万円

国土交通省の平成27年度住宅市場動向調査では住宅購入の平均額として、

  • 分譲戸建住宅 : 3,786 万円
  • 分譲マンション : 3,903 万円
  • 中古戸建住宅 : 2,704 万円
  • 中古マンション : 2,234 万円

という結果が出ています。

実際にマイホームを購入する際には、物件価格以外にも諸手続きにかかる初期費用や購入後の維持費用も必要となります。

老後資金はどのくらい必要なのか

  • 60歳以上高齢世帯の平均支出額 23万円/月

総務省の家計調査(2014)によると、60歳以上の高齢無職世帯(夫婦)の月額平均支出は約23万円。健康に暮らしていればこれだけで済みますが、このほか、入院費用や介護費用にも備えておかなければなりません。

また、葬儀代も決して安くありませんので、可能であればご自身の終活プランを描いて概算を知っておくのもよいでしょう。

早めのシミュレーションが肝

いかがでしょうか? 結婚、子ども、家の有無で生涯に必要なお金も大きく変わります。例えば、結婚して、分譲マンションを購入し、2人の子どもを私立の学校へ通わせて、ご夫婦の老後にも備えるためには、1億5,000万円くらいのお金が必要になります。

これだけの大きな費用を貯蓄していくことに不安を感じる人もいるかもしれません。しかし、漠然とした不安を抱えたままにしておかず、早めに見通しを立てて準備しておくと安心です。

多くの銀行や保険会社などのHPでは、ライフプランのシミュレーションができるページを設けています。

ライフプランシミュレーション(一般社団法人 全国銀行協会)
わたしの人生設計・資金計画(第四銀行)

こうしたサイトを活用して、自分のライフプランを練り、いつまでにいくら貯めればよいのか、足りない分はどうすればいいのかを考えてみましょう。

(参考)文部科学省 平成26年度「子供の学習費調査」の結果について

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TEXT:マネチエ編集部
PHOTO:PIXTA

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