増やす 2018.01.26 2018年から始める! 少額からはじめられる資産運用の仕方

2018年に入り、去る1月18日には日経平均株価が26年2カ月ぶりに2万4,000円を超えるなどのニュースが流れました。投資を始めたいと思うものの、今が高いのではないかと思う人もいるかもしれません。そんな人には少額投資を検討してみてはどうでしょうか。今回は少額ならではのリスクの抑え方や資産運用の方法についてお伝えします。

少額で手軽に始められる3つの資産運用方法

1. 個⼈向け国債

個人向け国債は国が個人の投資家向けに発行している債券です。毎月発行され、10年満期で半年に1回利率の見直しが行われるもの、5年満期と3年満期の利率が固定されているものの3種類があります。1万円以上1万円単位で購入でき、満期まで保有すれば投資をした元本と利子が全額戻ってきます。

■個人向け国債のメリット

  • 購入できる金融機関が豊富
    個人向け国債は証券会社だけではなく、ゆうちょ銀行や各銀行でも購入ができます。どこでも購入できるという手軽さはメリットの1つだといえるでしょう。
  • 1年半以上保有すれば損しづらい商品設計
    通常の債券を解約する時は「時価」といって解約時点の価格を利用して解約します。たとえば、価格100円で購入したとしても、時価が105円で解約することもあれば、時価が90円でしか解約出来ない場合もあります。100円で購入したものが105円で解約できれば利益になりますが、100円を下回ると損になります。一方、個人向け国債は、価格が100円のまま変わりません。その代わり、解約時には以下の計算をした金額が戻ってきます。

額面金額(購入する時の金額)+経過利子相当額(*1)-中途換金調整額(*2)

(*1)経過利子相当額:発行日から中途換金日の直前の利子支払日から中途換金日までの経過日数に応じた利子相当額
(*2)中途換金調整額:直近2回分の利子相当額の税引前金額×0.79685

支払われた利子との差額分で損する可能性があることには注意が必要ですが、過去から現在までを確認すると、3回利子を受け取っていれば、元本割れはしていない計算になります。

■個人向け国債のデメリット

  • 日本が破綻すれば、元本が戻ってこない可能性がある
  • 購入後は原則1年が経過するまでは解約ができないこと。そのため、1年以内に必要なお金を預ける先としてはふさわしくありません。また、元本が保証されていないことにも注意が必要。

商品性が異なるため、定期預金の利率と個人向け国債の利率を単純比較することはできませんが、数年間保有することを考えると元本保証の定期預金よりも元本保証ではない個人向け国債の方がリターンは大きく、初めて資産運用をする人には始めやすい商品の1つだといえます。毎月1万円ずつ貯金をしようと思うのであれば、個人向け国債を検討してもよいかもしれません。

2. 投資信託

投資信託はたくさんの人からお金を集めて運用の専門家であるファンドマネージャーが投資する銘柄や売買するタイミングを決めてくれます。ここ数年ではロボアドおつり投資を利用した新しい投資の仕方も生まれてきました。

簡単なアンケート項目に答えるだけで投資意向などに沿った運用をしてくれるおまかせタイプのロボアドや、アンケート結果にもとづいて国内外の株式、債券などの投資割合のアドバイスをしてくれるロボアドなど、さまざまなタイプのロボアドが誕生しています。1万円ほどで始められるロボアドもありますので、自分にあったロボアドをいくつか比較してみて使いやすそうなもので始めるのもいいかもしれません。

また、ロボアドと同じように注目を集めている手軽な投資方法のおつり投資は、おつりを自動的に投資に回すことができ、5円以上で始められるサービスもあります。小さなお金でコツコツ積み立てられるので、初めて投資をする人は挑戦してもよいでしょう。

■投資信託のメリット

■投資信託のデメリット

  • 仕組みが複雑でわかりづらい
  • 手数料(購入時手数料、運用中にかかる運用費の信託報酬、解約時ファンドにおいてくる信託財産留保額等)が株式等と比較して高めの料率
  • 株式が売却してから4営業日で現金化されるのに対し、投資信託は現金化に5営業日以上かかる商品もたくさんあるため、現金化には時間がかかる
  • いくつかの銘柄に投資をしている

3. 株式(ミニ株)

最後は株式です。株式は値動きが激しそうというイメージがありますが、少額でコツコツ売買や積み立てができる方法もあります。それが「ミニ株」です。朝一の株価で売買が成立するので、売買する価格をどうしようか等悩む必要がなくなります。

■ミニ株のメリット

  • 通常100株でしか購入できない株式ですが、ミニ株は1株や10株でも購入可能。中には1万円くらいで購入できるものもある。
  • 株式を保有していれば、配当金もその分もらえる。

■ミニ株のデメリット

  • ミニ株は売買の値段指定はできない。朝一の株価で自動的に売買される。
  • 証券会社の売買手数料の料金体系にもよるが、売買手数料が割高になる可能性もある。

なお、ミニ株は証券会社によって名称が異なります。
・SBI証券 S株
・カブドットコム証券 プチ株®
・マネックス証券 ワン株
・野村證券 まめ株投資
・大和証券 株式ミニ投資
・SMBC日興証券 株式ミニ投資

少額から始められるものの、資産運用は長い目でみることが大切!

少額から始められる資産運用の方法についてお伝えしました。どれも、まずはコツコツとじっくり長い期間運用すると考えることが大切です。少額でも運用を始めてみれば、自分が保有している投資対象の状況をよく見たり、世の中の流れを考えることもできるようになります。

2018年、少額で資産運用を始めてみませんか。

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